「United Plugins Pluralis」レビュー!クロスオーバー設定可能なわかりやすいデュアルディレイプラグイン!
[st-myblock id=”30460″]
ポイント
・右左で違う設定のディレイを鳴らしたい!
こういった2つのディレイを使い分けられるディレイを探している人は要チェック!
「Pluralis」は United Pluginsのデュアルディレイプラグイン!
・Left/Right
・Mid/Side
・Low/High
・Quiet/Loud
とディレイをかける帯域を自在に設定できるのが強みになっています。
ディレイを聞かせる箇所を設定する中央のクロスオーバーダイヤルと周りにあるボタンで操作できる仕様です。
もちろん定番のデュアルディレイとしても利用できます。
この帯域にはディレイを効かせたい!
このボリュームになったらディレイを効かせたい!
などユーザーのわがままな設定プランにあわせて使うことができるディレイです。
United Plugins Pluralis はこんな人におすすめ
・ディレイ音のタイミングを追い込みたい人
Pluralis Quick Introduction
一見して、これは普通のディレイのように見えます。
テンポに同期し… 心地良いサチュレーション… そしてパン調整… でも、これはSoundevice DigitalのPluralisできることのほんの一部です。Pluralisはシングル仕様のディレイではありません。 これは二つの異なるディレイ効果を同時に生み出します。
そのソース信号を分割処理することで、魔法を生み出します。信号レベルの大きい部分と静寂の部分に異なるディレイをかけたり… 或いは周波数で帯域を分割して、高域と低域に違うディレイ処理をしたり… 信号のミッドとサイドで別のディレイ設定を施したり… 左右、チャンネルに違うタイム設定のステレオ効果を得ることができます。
そしてそれぞれのディレイに専用のモジュレーションも用意されています。 さあ、通常ではないディレイ効果を…
「Pluralis」の購入はこちら >>
United Plugins Pluralis レビュー
中央から左右に分けられた2基のディレイの配置がわかりやすいプラグインです。
音はデジタルディレイならではの澄んだトーンになっています。
中央のクロスオーバーダイヤルでディレイを効かせる箇所を指定
クロスオーバー(エフェクトを効かせる境目)を4パターンにわけて設定できるのが
Pluralisの特徴的機能です。
ユーザーのわがままな設定に答えてくれる便利な機能です。
クロスオーバーはペダルのマルチエフェクターだとよく見かけますがプラグインだとマルチバンド対応のものが該当します
・Left/Right
・Mid/Side
・Low/High
・Quiet/Loud
とクロスオーバーの堺が分かれていて、文字の通り左側(DELAY 1)と右側(DELAY 2)で機能が固定されます。
■左のディレイ(DELAY 1)
Left,Mid,Low,Quiet
■右のディレイ(DELAY 2)
Right,Side,High,Loud
クロスオーバー設定
Left/Rightモードの場合
Delay1が左側,Delay2が右側で固定されます。
左右に振り分けられたデュアルディレイだと思っておけば大丈夫です。
Mid/Sideモードの場合
Delay1がMid,Delay2がSideで固定されます。
Mid/Sideでディレイを使い分けます。ちょっとめずらしいタイプのディレイです。
Low/Highモードの場合
クロスオーバーダイヤルで境目が変わります。
左側がLow,右側がHighです。
クロスオーバーを700.0Hzにした場合
左側が700Hz以下に対するディレイ処理、右側が700Hz以上のディレイ処理が設定できます。
Quiet/Loudモードの場合
クロスオーバーダイヤルで境目が変わります。
左側がQuiet,右側がLoudです。
クロスオーバーを-8dBにした場合
左側が-8dB以下の音量に対するディレイ音の処理、右側が-8dB以上の音に対してのディレイ処理が設定できます。
Delayモードは「通常のディレイ、Freeze,Feedbackフィルター」の3つです。
Delayモード
Mode | 機能 |
---|---|
Sync | OnにするとDAWプロジェクトに同期(Straight,Triplet,Dottedで設定),OFFだとディレイタイムを直接指定 |
Freeze | Onにするとディレイ音をフリーズさせてずっと鳴り続けるようにするエフェクト。OFFで解除 |
Feedback Filter | テープ エコーの動作をシミュレート |
PANORAMAのつまみはM/S、L/R モードでは使用できません。
PANをL100~R100まで振れます。
Modulationのセクションではディレイに対するModulationエフェクトを適応できます。
左上の小さめの文字でPresetsと書かれているそばにある白文字がプリセットブラウザ。
他にはA/B比較、Copy機能が付いています。
2基の独立したディレイをわかりやすいインターフェイスで操作できるものは少ないので,デュアルディレイの操作感にわかりにくさを感じているならPluralisはおすすめの一台になります!
使う時の注意点としてベンダー名のフォルダからPluralisを探すと「SounddeviceDigital」のフォルダに入っていて
United Pluginsではないことに注意してください。
United Plugins Pluralisの買い方
Pluralisを購入するなら「Plugin Boutique」がお得に買い物できます。
[st-myblock id=”30671″]
「Pluralis」の購入はこちら >>
コメントはこちら