SSL Native X-EQ 2 セール・使い方!24バンドパラEQプラグイン
SSL Native X-EQ 2はこんな人におすすめ
・SSL製品をプラグインで使ってみたい人
・見やすくm/s処理ができるEQを探している人
SSL Native X-EQ 2はSSL Native のEQプラグインです。
マスタリンググレードの24バンドパラメトリックEQで、17種類のクラシックおよびモダンEQタイプ/カーブオプションがあります。
またパラレルパッシブEQ回路の印象的なサウンドを再現するための 「Parallel」 モードがついています。
SSL Native X-EQ 2 の特徴
・独自の SSL アンチクランプ アルゴリズムを搭載した 24 バンドのフル パラメトリック高品質デジタル EQ
・DSP の最適化により、X-EQ 2 は非常に効率的で CPU が軽くなります
・5種類のカットフィルター、9種類のベルシェイプ、シェルビングフィルター、パラレルモード、カスタムフィルターの合計17種類のフィルタータイプ
・ドラッグ可能な EQ グラフ ノード、マウス ホイール調整、数値データ入力などの広範なコントロール オプション
・非常に低ノイズで非線形歪みの少ないフィルタ アルゴリズムにより、残留 THD+N が 24 ビット量子化ノイズよりも大幅に低くなります。
・ミッド/サイドおよびレフト/ライトの空間処理オプション
・個々のバンドのソロとバイパス
・リアルタイムFFT解析表示
・EQ 処理の効果を示すフェーズ & ステップ応答グラフを含める
SSL Native X-EQ 2 レビュー
最初SSL Native X-EQ 2起動時に感じたのはEQプラグインとしての見やすさに感激しました。
EQバンド作成時のEQポイントが他のEQに比べて大きめで、明るい発色の影響か視認性が抜群です。
色の発色は個人的な好みが分かれるところですが、明るい色合いで表示されているUIが好きなら試してみると見やすさに心動かされるはずです。
またUIの設計が独特で、EQバンドのポイントからGAIN,バンド幅、周波数帯を細かく操作するときにマウスの移動距離が少なくて済むようボタンが近くに配置されています。
上にHz,左にdB,右にQと3つに分けられおり、微調整するときはバンド側のボタンを使います。
バンドタイプを切り替えたりLeft/Right,m/sの処理に切り替えるときはすぐ下にあるツールチップのボタンで設定できます。
アイコンは他のEQでよく使われているものと同じなので、EQを使ったことがあるなら迷わず選べると思います。
もちろん3つに分けられいるボタンはダブルクリックすることで数値入力ができます。
設置数値の表記は左端と下に表示されるのでこの点もSSL Native X-EQ 2独自のUI設計です。
iZotope Neutron4 EQだと下の画像のようになっています。
他社のEQはこういった表記がよく見られますが、SSL Native X-EQ 2の違った見せ方が光りますよね。
high/low cutなどフィルタータイプに複数種類が用意されているものは
「Type」を押して切り替えられます。
色が薄めでわかりにくいですが、下のメニューに「Left/Right」と「Mid/Side」を切り替えるスイッチと
位相特性グラフ(Phase),ステップ応答グラフ(Step)を表示させるボタンがあります。
「Parallel」スイッチを入れるとベル型帯の処理順序が変更されます。
EQポイントを多く使うときにSerialかparallelかで音が変わるので、曲に合わせて切り替えるのが無難でしょうか。
アンチ・クランピング
サウンド面では特徴的な透明感あるサウンド!
独自の「SSLアンチクランプアルゴリズム」がEQでバンド操作をしたときの音の変化を最小限に押さえます。
EQ処理後の音の太さも気持ち良いサウンドです。
「アンチ・クランピング」はEQを操作したときに発生するノイズをできるだけ抑えるSSL Native X-EQ 2独自技術。
マニュアルに詳細解説されているのでそのまま載せます。
■アンチクランピングとは?
X-EQ 2の説明の中で「アンチ・クランピング」という言葉が使われていることにお気づきでしょうか。
と疑問に思われるかもしれません。では、説明しましょう…
すべてのデジタルオーディオシステムには、サンプルレートに依存する有限の周波数帯域幅があります。この周波数帯域幅の上限は
周波数帯域幅の上限は、ナイキスト周波数として知られています。
最も一般的なDAWセッションのサンプルレートである44.1 kHzと48 kHzでは、周波数帯域幅の上限が
は、人間の耳の可聴域(22.05 kHz / 24 kHz)に近いものです。従来のデジタルEQ設計では、この上限に近づくと、「クランピング」と呼ばれる現象が発生します。
従来のデジタルEQ設計では、この上限に近づくと「クランピング」または「ラッピング」と呼ばれる現象が発生し、周波数スペクトルの上端部(15~24kHz付近)がベル状にブーストまたはカットされることになります。
周波数スペクトルのアッパーエンド(約 15 – 20 kHz)において、ベル型のブーストまたはカットが影響を受け始めます。EQ のクランピングの影響は、すぐにはわからないかもしれません。
しかし、より注意深く聴いてみると、歪みやリンギングなど、EQサウンドを不快にするアーティファクトが聴こえることでしょう。
トップエンドが滑らかでないなど、EQ のサウンドを不快にさせます。このような現象は、特に以下のような場合、イライラさせられることでしょう。
例えば、ボーカルの「空気感」を表現したい場合などです。また、ミックス全体に明るさや空気感を加えたい場合にも
ミックス全体に明るさと空気感を加えたい場合などです。
この問題を解決するために、ほとんどのメーカーは「オーバーサンプリング」を実装しています。
デジタル・プロセッサー(この場合、プラグイン)に入るオーディオは、より高いサンプル・レートにアップ・サンプリングされ、プロセッシングが適用されます。
帯域の上限が可聴周波数帯域から遠くなるため、聴感上窮屈になることなく処理が行われ、その後、元のサンプルレートにダウンサンプリングされます。
ダウンサンプリングして元のサンプルレートに戻します。この方法は有効ですが、多くの場合、ユーザーが使用するDAWのCPUを犠牲にすることになります。
X-EQ 2はSSL-Seriesを使用しています。
X-EQ 2 は、SSL 独自の「アンチ・クランピング」アルゴリズムを採用し、EQ のクランピングによる不快な現象を防いでいます。
特に15-20kHz付近のベルブーストで非対称なレスポンスカーブを描く原因となります。標準的なデジタル
アンチクランピングとは異なり、SSL独自のソリューションにより、CPUの追加コストなしにこれを実現します。どのように実現するのか?それは
DSPの専門家に聞いてみてください。彼らはこのことを秘密にしておきたいと思っていると思います。
使いやすさには秀でてますが、最新のEQプラグインではないので、ClaroやiZotope Neutron4 EQと比べると機能面で劣る箇所があります。
複数のEQポイントを同時に動かしたり、極端なバンドスロープにしたりすることはできません。
またダイナミックEQはついておらず、ClaroやiZotope Neutron4 EQでできるマスキング処理の表示はありません。
最新EQプラグインに比べると機能面で足りないなと感じる箇所は出てきてしまいますが、わかりやすさと使いやすさは数あるEQプラグインの中でも上位に入ると感じました。
EQは利用頻度の高いプラグインですから、できるだけ使用時のストレスは減らしたい。
今使っているEQの使用に不満はないけど、もう少しサクサク設定していけたら良いなと思うなら一度SSL Native X-EQ 2を試してみるのをおすすめします。
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