DTM用おすすめサックス音源「Austin Saxes」「Sax Fury」「SWAM Saxophones」「Chris Hein Horns Compact」等
サックス音源は単独販売されているものもありますが、それほど数はなく「ブラス音源の中にサックスが入っている」ことが多いです。
おすすめはコレ!レガートサックス音源「MusicalSampling Austin Saxes」
打ち込みの手間の少なさと音質の良さに加え、手の届きやすい価格帯であることが理由です。
「Austin Saxes」はレガート奏法に特化したサックス音源。
他の音源メーカーにはない独特の音源を作ることを目的としたmusicalsamplingのAtelier Seriesとしてリリースされています。
Baritone,Alto,Soprano,Tenorサックスを収録していてそれぞれWorkhorseパッチ、Emotionalパッチの2タイプを使い分けできます。
奏法の少なさがデメリットになりますが、それ以上にレガートサックスの音のクオリティが非常に良い上に打ち込みが簡単なのがメリットです。
■Workhorseパッチ
明るくエネルギッシュなコンテキストに対応します。ジャズ、ロック、ポップのジャンルに最適
■Emotionalパッチ
繊細で表現力豊かなパッセージのために、より繊細で感情的なビブラート
「MusicalSampling Austin Saxes」の特徴
・レガートサックス
・2つのパフォーマンススタイル
・自然でプログレッシブなビブラートで演奏
・「Natural」および「Tuned」パッチバリエーション
・混合の柔軟性のために記録されたDry音
・カスタムホールインパルスの調整可能なリバーブ
Austin Saxes のサウンドデモ
Austin Saxes サウンドクラウドデモ
有料のKontaktフルバージョンで動作します。
Audio Modeling SWAM Saxophones
著名な物理モデリング音源のSWAMシリーズのサックス音源。
物理モデリング音源はリアルに突き詰められるのですが、打ち込みの手間がかかるのがデメリット。
しかし打ち込みでリアルさを求めているなら選択肢の一つにいれたい音源。
VHorns Saxophones
細かく制御できるサックス音源。素の音は弱いため難易度高めです。
その分追い込みができれば化けるサックス音源。
Have Audio 「Sax Fury」
通常のサックス音源というよりはサックスの音を元に新しいサウンドに進化させているシンセ音源。
リバースやシーケンサーを搭載に加えてエフェクトセクションを搭載。
HAVE AUDIOの音源自体がシネマティック系よりなので、劇伴無いにサックスサウンドを混ぜたいときなどに良さそうです。
有料のKontaktフルバージョンで動作します。
MOJO 2: Horn Section(ブラス音源集)
ホーンセクション音源『MOJO』では13種類のアーティキュレーションと13種類のブラス&リードインストゥルメントが含まれていて、この中にサックスの音源があります(アルトサックス、バリトンサックス、テナーサックス、ソプラノサックス)
ホーンセクションで音源がまとまっているため、個別に金管楽器を買い集めていく必要がありません。
ジャズ・ファンク・ビックバンドまで使える音源です。
「ProjectSAM Swing!」「ProjectSAM Swing More!」
ジャズ&フィルム・スコアリング音源でビックバンドアンサンブルを実現します。
「Swing!」が第一弾で、「Swing More!」」が第二弾。収録されている内容が異なります。
「Swing!」はサックスソロではなく、サックスアンサンブルを収録。
「Swing More!」」ではSolo Soprano, Alto, Tenor & Baritone Saxを収録し各サックスに13のアーティキュレーションが用意されています。
Chris Hein Horns Compact ホーンセクション音源
古めの音源ではありますがまだまだ使える音源。
最上位版の 『CHRIS HEIN HORNS PRO COMPLETE』 から抜粋した計54のソロ・ブラス(金管)とソロ・ウッドウィンズ(木管)に加え、6つのシンセブラスを収録しています。
使いやすい美味しい部分を抜き出しているホーンセクション音源です。抜粋してコンパクトになっている分、価格も押さえられています。
Brass = 13 x Trompete, 4 x Fluegelhorn, 9 x Tenor-Posaune, 6 x Bass-Posaune, 1 x Cimbasso, 2 x Tuba, 1 x Alphorn
Woodwinds = 4 x Klarinette, 2 x Sopran Saxofon, 4 x Alt Saxofon, 3 x Tenor Saxofon, 2 x Bariton Saxofon, 1 x Bass-Saxofon, 1 x ContraBass-Saxofon, 6 x Synth-Brass, 1x C-Flöte
音の質感は古き良きハードシンセのサックス音に近いのでめちゃくちゃリアルというわけではありません。
生々しいリアルなサックス音を探しているなら物理モデリングサックス音源のほうが良さそうです。
Chris Hein Horns Compact が良いのは明るい音の音抜けの良さと手軽さ。
パワーのあるホーンセクションの音を取り入れたいなら候補の一つになります。
音像が近いのでPOPSを作りたい人は良く使っている印象を受けます。
Fable Sounds Broadway シリーズ
名前の通り、ブロードウェイ・シアターで演奏されているようなビックバンドジャズを再現するための音源。
Pop, Funk, Jazz, Big Band, R&B, Reggae, Latin Musicにも使えるリアル志向のブラス総合音源。
古めの音源ですが質感が人気があり、Broadway Litesは度々セール対象になります。
古い音源ですが評価は高く、最上位版(Broadway Big Band )が20万円代とかなり高額なため
「Broadway Lites」は狙い目、
「Broadway Lites」でビックバンドジャズの名曲「in the mood」を再現したデモ動画
無料版のKontakt Playerで動作します。
サックスのMIDI入力
サックス等の息を使う楽器はリアルに再現しようとするとがモジュレーション値の入力が非常に大変です。
よくある手法としては「ブレスコントローラー」を使って自分で加えて息を吹き込みMIDIへ変換する方法があります。
管楽器の運指ができる人の場合にはAKIAのEWIを使う方法があります。
リアルさを追求するのであればフレーズの自由度は減りますが、サックスのサンプルパック・ループ素材を購入してまぜる手法もあります。
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