【レビュー】MANHASSET (マンハセット)M50C 譜面台 オーケストラコンチェルトモデル。ラック付きの調節が楽な譜面台
保証書が何とも立派な「MANHASSET (マンハセット)M50C 譜面台 オーケストラコンチェルトモデル」のレビューです。


MANHASSET(マンハセット) M50C 譜面台 オーケストラコンチェルトモデル
今までしっくりくる譜面台を探していたのですが、作りの弱い物だと、スコアを置いた幅が狭かったり、劣化により本の重さに耐えられなくなるものが多かったためなかなか購入に踏み切れませんでした。
この譜面台を知ったのは、高田馬場のリハーサルスタジオVOXに置いてあったためです。
使用時の安定感と高さの調節幅の大きさ、高さ調節の楽さに魅かれました。
MANHASSET(マンハセット)の譜面台は少し値が張りますがその分長く使えます。


譜面台を使う時に譜面台の高さと自分の首の位置の高さがあっていない場合、
立って演奏すると首を前かがみになり腰への負担が大きくなります。
そのため譜面台を使うと疲れることが多かったのです。
MANHASSET(マンハセット)のオーケストラコンチェルトモデルはオーケストラ奏者用に開発された譜面台です。
調節幅が「77~134cm」で最大限まで伸ばすと160cm以上の全長になります。
高さの可変範囲が大きいのは非常に魅力的です。
またMANHASSET譜面台の使いやすい理由として、ネジを回してからのシャフト調節ではなく、いきなりシャフトを回すだけで高さが変えられる点があります。
ネジ付きの譜面台の場合、ネジを回す手間が増えるのでいちいち面倒くさい。
余計な手間が省けるのは非常にありがたいことなのです。
■シャフト最小時


■シャフト最大時


オーケストラ奏者用ということで、譜面部下のラック部分には、弓やリード、オイル、筆記用具などの小物を置くことができるようになっています。利用しやすさに一役買っています。
ギタリストの場合にはピックやらスライドバー、弦潤滑剤のなども置くことになるでしょう。


もっと幅の広いモデルもありますが、このモデルではA4サイズの用紙が楽々置けます。
ネジをきっちりしめておけば、iPadを置いても傾いてぐらつく事はありません。
組み立ての注意
組み立てには「マイナスドライバー」、「レンチ」が必要です。
説明書にはレンチ12mmと書いてありますが、ハマりませんでしたのでが
少し大きいサイズか、サイズを調整できるレンチを選ぶのが無難です。


譜面台は一度購入してしまえば長く付き合えるものですが、
比較しづらいのは確かです。
いままで使ってきた譜面台からグレードアップしてみたい、物足りなさを感じている人には
お勧め出来る商品でした。
販売元サイトより
■マンハセット社のスタンド(譜面台)の特徴・最も長持ちして、耐久性のあるスタンドです。
・頑丈でリブ補強されたアルミニウム・デスクを使用しており、表面は傷付きにくいブラック・パウダーコーティング仕上げを施しています。
・ソリッドブラスのベアリング、グリスを必要としない頑丈なインナーシャフト、独自の「マジック・フィンガー・クラッチ」は片手で操作しても止めた位置でロックがかかり、 ノブやネジを使用しないno-knobfriction-tiltneckは、どの高さで分厚いスコアを置いても、安定して使用できます。
・溶接されたベース部分は、保管時でもステージ上でも最小限のスペースで優れた安定性を発揮します。
ギタースタンドなどで知られるハーキュレスから譜面台が登場。
マンハセットに近い機能の譜面台が出て安定性もバッチリでした。弓置き場を必要としないのであればハーキュレスの方が良いかもしれません。
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