タッピングのミュート下手を助けるフレットラップ
7弦、8弦、9弦と多弦ギターが増えていく中、様々な演奏方法が登場していきます。
その演奏方法の中でも目と音が派手な右手を使ったタッピング。
タッピングの代名詞エディヴァンヘイレンを始めスタンリージョーダンやキコルーレイロなど8フィンガー奏法をバシバシ決めていくギタリストもいて、タッピングのミュートをどうやっているのかが非常に不思議です。
余計な音を鳴らさないからキレイに聞こえてくるのであって、ミュートが下手だと騒音になりかねません。
タッピングのミュートを上達させるのはとてもとても時間がかかることです。
左手で開放弦の音を鳴らさないようにするため、人差し指でできるかぎり弦を押さえるのが一般的なやり方です。
ただこの方法だと人差し指を横へ大きく移動させていく方法だと、弦にこすれる音や人差し指を離したときに開放弦の音がなることがあります。
そのため右手の平や指先を使ってミュートしていくのですが、これまた難易度が高い。
同じような悩みを持つ人はたくさんいるもので、ミュートが苦手な人は道具に頼ってしまいましょう。
ミュートを助けるにはフレットラップを使います。
キコルーレイロのように8フィンガー奏法を取り入れるときには
ミュートを完璧にするためフレットミュートをすることもあります。
3:27あたりでレコーディング用にフレットミュートをしているのがわかります。
ガスリー・ゴーヴァンの演奏動画を見るとネック側にいろいろ巻かれています。
音をタイトにする用途でしょうが、これもフレットラップですね。
一昔前のマイケル・アンジェロやジェニファー・バトゥンの演奏をみるとストリング・ダンパーと呼ばれるものをつかっているのが分かります。これもミュートアイテムです。ちょっと値が張りますね。
フレットラップについて
今回用意したのはStrictly 7 Guitarsのフレットラップ。
100円ショップで買える太めの髪ゴム止めでも代用はできますが、色合いがギターに対して浮いて見た目的にどうなの?といった点やゴムが伸びてしまうと使えなくなってしまうところが難点。
フレットラップはデザインも多様化していておしゃれな物も用意されています。
対応弦の本数ように大きさがSM,MD,LG,XLと分かれています。
対応サイズと対応ギター、ベースは以下
SM :4弦ベース、エレキ&アコースティックギター、 ウクレレ
MD:5弦ベース
LG:6弦ベース 7,8弦ギター
XL:7〜12弦ベース、チャップマンスティック
フレットラップはモコモコした側とベルト側にわかれていて
モコモコした側を弦にあててネックへ巻きつけます。
ベルト側はマジックテープ仕様になっていて簡単に取りはずしができます。
ミュートしてしまうため曲の演奏中に開放弦を鳴らすときには、
一度ナットよりヘッド側へ移動させないといけません。
ゆるめにベルトを閉めておいて適時移動させる使い方が良さそうですね。
8弦、9弦などの多弦ギターを使っている人はよくフレットラップを使用しているのをYoutubeでも見かけます。
タッピングを多用する多弦ギターの場合は開放弦ノイズとの戦いになります。
ズルしたくない気分にもなりますが、アイテムで補助できる範囲は頼っておくと練習が捗ります。
製品仕様
■ タッピング奏法用ギターミュート スモールサイズ S7G FRETWRAPS by Gruv Gear
・S7Gとグルーブギアとのコラボから生まれたフレットラップ
・タッピングする際に指の位置よりヘッド側の音をミュートできます
・開放弦が不必要に鳴らないので、フレーズが綺麗に奏でられます
・使わないときはヘッド側にスライドさせておけば邪魔になりません
・ヘッドにこれを巻く事で、ナットよりヘッド側の振動が抑えられ音がタイトに
フレットラップは太めのヘアゴムで代用可能ではありますが、
ゴムが伸びるのと見た目がちょっと・・・というの意見もありますね。
フレットラップはGruv Gear からも出ていて
こちらのほうが値段が安くカラーバリエーションが多いです。
利用時には取り付ける楽器を想定して用意しましょう。
タッピングを多様するときに用意しておくと非常に心強いアイテムです。
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■サウンドハウスリンク
Gruv Gear ( グルーブギア ) / FretWraps String Muters Extra Large Fire
Gruv Gear ( グルーブギア ) / FretWraps String Muters Extra Large Fire
ANGELO ( アンジェロ ) / STRING DAMPENER
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