このプラグインバンドルは導入するメリット・デメリットはあるのか?
今回はPlugin Boutiqueの「Core Collection」について記載していきます。
Plugin Boutique Core Collectionとは?
Plugin Boutique Core Collectionは、
音楽制作、ミキシング、マスタリングの世界をより深く追求したいプロデューサーのために作られた1ソフトシンセと9つのプラグインで構成されています。
Plugin Boutique Core Collectionはこんな人におすすめ
・コスパよくプラグインを集めたい人
・複雑なプラグインが嫌いな人
Plugin Boutique Core Collection レビュー
Plugin Boutique Core Collectionは9個のプラグインと1つのソフトシンセ音源が入った
音作制作のためのプラグインバンドル!
SoundSpotというブランドはご存知でしょうか?
旧Soundspot社のプラグイン9種をPlugin Boutiqueのプライベートブランドで
リメイクしたのが今回のCoreシリーズです。
Plugin Boutique Core Collection収録内容
9個のプラグインと1つのソフトシンセ音源を収録
WaveOSC (ex SoundSpot Union)
2つのVA と1つのウェーブテーブル オシレーター、9つのエフェクトなどを備えたハイブリッドシンセサイザー
FilterMod
20種類のフィルタープラグイン
ShapeMod
モダンなボリュームダッキングエフェクトを数秒で実現する完全な柔軟性を備えたボリュームモジュレーションプラグイン
DriveMod
6 つのアルゴリズムと内蔵モジュレーションを備えたディストーションプラグイン。
サチュレーションをかけたときの音が独特です。
DriveLE
単一のアルゴリズムを備えた DriveMod の機能を簡素化したバージョン
こちらの方がシンプルでDriveModよりも扱いやすいかもしれません。
スムーズにちょっとだけ歪ませられるサチュレーションプラグイン。
ResDelay
スイープパターンとリズミカルパターン用のエンベロープフィルターとステレオディレイを組み合わせたマルチFX。
DualClip
プラグイン内の 16 バンド ソフト スリッパーとシングル バンド ハード クリッパー
PeakLimit
4つの異なる設定と過渡モードを備えたリミッター
Exceed
サウンドにパンチ・温かみを与えるワンノブエキサイターエフェクター
導入メリットは?
このCoreシリーズはSoundSpot製品がApple Silicon等の最新CPUに対応されて使えるようになったと考えておけばよいでしょう。
重要な機能変更は入っていないようですが、
モダンで扱いやすいGUIに生まれ変わり、新しいプリセットが組み込まれています。
全体的な操作感は非常にシンプルになっていて、複雑でつまみがたくさんあるプラグインは流行りではないんだなという印象を受けます。
制作にスピード感が求められるので、ノブを回して終わり!な方が人気が出るのは当然といえば当然ですね。
シンセの「WaveOSC」はSoundSpotの「UNION」がベースになっているようです。
「UNION」が末期には5~10ドルで投げ売りされていたこともあり、そこまで期待値が高くなかったわけです。
しかし「WaveOSC」にプリセットで組み込まれている音が「これは何かの曲で聞いたことがあるな?」と感じてしまうものが勢ぞろいしていたこともあり、期待値を上回って予想外に使える音になっています。
特別このシンセを使わないと出ない音がある!というものではないので新しい音を作り出そうと意気込んで導入すると失敗しそう。
あの曲っぽい音を使ってみたいな!というときにあると便利かなと感じます。
中々面白いのがディストーションとモジュレーションが組み合わせてある「DriveMod」です。
歪ませるだけでなく、モジュレーションマトリックスを操作してトレモロっぽい揺れを再現できます。
揺れ幅はマトリックスを調整していくことで変化させられます。
またサウンドの奥行きや広がりをウィンドウ上で配置できるのは中々便利。
Coreシリーズは単価が安めの設定になっていて入手の敷居が低めなのも魅力的です。
バンドル版に関しては一つもCore Collectionに入っているプラグインを持っていないのであれば検討の余地は十分あります。
個別に各エフェクトを集めていくとそれなりの金額になりますし、入っているエフェクトのバランスがちょうど良いんですよね。
デメリットはある?
注意点としてはSoundSpotを現在使っているユーザーの場合でも
アップデートという形ではなく新規購入になった点です。
9つにバラしてあるのではなくて一つの母体プラグインで、モジュール別に起動できるマルチエフェクトだったら中々イケてたのかなという気もしています。
エフェクトの種類が豊富なのは嬉しいんですけど、バラバラに設定していくのがちょっと面倒に感じるところはありました。
単価が安く簡単に使える使えるエフェクトプリセット集がほしいなって気分でGETするなら損はしないと思います。
複雑なエフェクト設定を試してみたいと思っているならちょっと機能が足りない感は否めません。
Plugin Boutique Core Collection 購入はこちら
インストール方法
インストールはBetport AccessというPlugin Boutiqueのプラグイン管理ツールを経由してVST・AUコンポーネントをインストールします。
ポイント

Betport Accessの画面
ダウンロードしたいプラグインを見つけたら「DOWNLOAD」を押して
パソコンにインストールします。あとはDAWを立ち上げてコンポーネントを読み込ませれば起動できます。
「Core Collection 」の買い方
Core Collection を購入するなら「Plugin Boutique」がお得に買い物できます。
定期的に変わる購入時のおまけプラグインがもらえる他、サイト内で使えるバーチャルキャッシュ(ポイントみたいなもの)がためていけます。
Plugin Boutique 購入方法
Plugin Boutiqueは英語のサイトですが、わかりやすいサイト構成になっていますので簡単に買い物ができます!
詳しい買い物方法は「Plugin Boutiqueでのプラグインの買い方を解説。「Xpand!2」のインストールを例にして紹介」を参照してください。画像キャプチャで解説を入れています。
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私もメールを問い合わせした後、日本語で返信が届き驚きました。

またApple Payを使う場合はSafariを使うと支払いボタンが表示されます。
個々のプラグインはRent To Own(12ヶ月払いで支払いっきったら永続ライセンスになる)が可能です。