Beat Scholarとは?
「Beat Scholar」はModalicsのドラムマシンです。
非常にユニークなデザインをしていますが、蓋を開けてみると理路整然としていてよく考えられているなと思わせられるプラグインです。
柔軟なリズムパターンを組み込んでいけるツールなので、現代的な複雑なリズムパターンの曲を作りたいときにピッタリ。
単純なビートを鳴らすだけのリズムマシンから、作曲の創造力を引っ張ってくれるるリズムパターンを組み上げられます。
「Beat Scholar」はこんな人におすすめ
・リズムにこだわりたい人
・ビートメーカー
・複雑なリズムパターンをサクサク試したい人
Modalics Beat Scholarレビュー
「Beat Scholar」の画面を最初に見たときに「これは複雑に見えるし、人気はでないな〜」とスルーしていたのですが、音を出してみたら意見が180度変わりました。
4/4なら丸が一拍を表しているわけですが、一つの丸を最大42まで分割してその中に違うドラム音を入れて鳴らすことができます。
指定している楽器は色で判断するようになっています。
鳴らす楽器はもともと用意されている素材はもちろんのこと、手持ちのオーディオ素材を読み込ませて鳴らすことも可能。
最初から用意されている素材のサンプルが少々古く「The・ドラムマシンの音」となっているので気に入らない場合は手持ちの素材と入れ替えましょう。
プリセットのリズムパターンが「Electronic,Funck,Hip hop Industrial, Neo-Soul,Prog,Rock,Trap」など非常に多彩です。
単純に4/4だけでなく変拍子のプリセットパターンがあるのにも驚きました。
サンプラーセクションでは鳴らす楽器にフィルターやエフェクトを使って個別に編集ができます。
今までのドラムマシンではやりにくかった複雑なリズムパターンを簡単に調整できて、色々試していくことができます。
リズムパターンで他人と差をつけたい人は一度触ってみてください。特にビートパターンにこだわっている人にはツボだと思います。
Beat Scholarについて
ドラム マシンやリズミカルな作曲家には見られなかった機能を備えた革新的なビート メイキング プラットフォーム。
サブディビジョンを探索し、測定し、ドラムパターンを作成するためのユニークで直感的な方法を提供します。
ビートを最大 42 のスライスに分割し、複数のドラムを同じビートに組み合わせます。五つ子と三つ子が同じパターン?問題ない。1/4 音符で 35 のキックをプレイしますか? ふっ… 簡単!
どんなドラムもどこにでも置ける!究極の打楽器の遊び場。
クラシック ドラム マシンやアコースティック サンプルから、Beat Scholar のために特別に手作りされたシンセサイズド ドラムまで、厳選された 250 以上のサンプル (Yonatan Meltzer による)
簡単なドラッグ アンド ドロップ インターフェイスで独自のサンプルをロードします。
すぐに始められるビルトイン FX セクション。
簡単な midi ファイルのエクスポート - プラグインのインターフェイスから DAW に直接ドラッグします。
Beat Scholar を使用して、MIDI を任意の楽器やハードウェア ドラム マシンに出力できます。
Beat Scholar使い方
拍子の右側にある「+,x」で小節の追加削除ができます。
数値上で上下にドラッグすることで、拍数をプラス・マイナスできます。
ここの操作は特殊なので、拍数を変更できないよ!と悩んでいる場合は操作を覚えましょう。
1拍が○で表されています。
○の中に音を配置してリズムパターンを組み上げていきます。
○の色をつけるには、メニューバーにある「塗りつぶしツール」を選択後、左下のInstrumentsで楽器を選びます。
楽器ごとに指定されている色が塗りつぶされ、その楽器が鳴ります。
「Map」を押すとマッピング設定されているMIDIノートが表示されます。
その右の名前はInstrumentsのプリセット名です。
○の中をスライスしていくと音符を細かくでき、鳴らす音を細かく調整できます。
最大42個までスライスして設定可能。
メニューバーにあるスライスツールで決める他、○の中を右クリックメニューで開き、スライス数を指定できます。
メニューバーでは他に「ベロシティ」「ランダマイザー」が用意されています。
「ベロシティ」は数字をダブルクリックして数値入力します。ツールを選択後、○をクリックすると設定したベロシティ値でMIDIが作成されます。
「ランダマイザー」は○をクリックすることで楽器とスライス数をランダムに配置します。
全体が一度に切り替わるランダマイザーではありません。
「ランダマイザー」に切り替えると下のメニュー内容がランダマイザー設定に切り替わります。
以下の設定項目のmin ~ maxの幅を決められます。
・Drum Selection (楽器の設定)
・Beat Slicing (スライス数設定)
・Step Triggering ( ステップトリガー)
・Velocity Range (ベロシティ値)
右端にあるのが演奏セクションの設定。
セクションごとに異なるリズムパターンを組み上げられます。
削除するときは右上の「X」を、追加する場合は「+」を押します。
右クリックメニューから、セクションの名前付け、作ったリズムパターンのMIDIエクスポートができます。
MIDIエクスポートをする場合には、セクションを選択しながら+ShiftでDAWへドラッグします。
セクションごとのプリセットは用意されていないので、
現在のところDuplicateで既存のパターンを複製してから編集していくのが良いと思います。
右下に表示されているMIDIノートを引くことで、演奏セクションが切り替えられます。
Beat Scholar の購入はこちら >>
※ 複雑なリズムパターンをサクサク試したい人におすすめなドラムマシン!!
「Beat Scholar」の買い方
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