「GainMatch」コンプ等で音量が上がってしまった状態の調整を簡単にできるツールプラグイン
GainMatchはこんな人におすすめ
・プラグインを使ったあとの音量調整が上手くいかない人
・ プラグインの使用前と使用後のミックスを簡単に比較したい人
GainMatchとは?
簡単にいうと音量を調整するプラグイン。
プラグイン適応後、自然と音量が上がるものがありますが人間の耳は音量があがって聞こえただけで良い音になったと判断しがちです。
そのためプラグイン適応前と適応後の音量差は限りなく小さくする必要があります。
同じ音量でエフェクトプラグインの効果がしっかり変わったのかを見極められる!
そんなプラグインがGainMatchです。
また音量を調整できることから「ターゲットラウドネス」モードで使用して、トラックを希望のラウドネスに設定できます。
GainMatchを導入したから音が良くなるというものではありませんが、
手持ちのプラグインの真の力を確認したり、音量差が上手く取れないトラックのバランスをとることに利用できます。
5 Uses For The Gain Matching Plugin
LETiMiX – GainMatch
GainMatch 1.4
GainMatchの使い方
[1]
GainMatchでコンプ等使うプラグインを挟む形でエフェクトを並べていきます。
[2]
GainMatchを入れると、Before,Afterの欄は自動で設定されます。
音量を調整する対象グループ名を同じにしておきます。
[3]
エフェクトプラグインをOnにしてDAWを再生します。
GainMatchのAfterを見ます。
エフェクトを通って大きくなった音量が右側に表示されます。
このdB表記のボタンを押すと、上がった分のGainが自動で下がります。
[4]
あとはGainMatchのバイパスボタンを押して、エフェクトをかけた前後を聴き比べます。
[5]
GainMatchのグループ数は初期状態から増やせます。
グループ名を右クリックメニューで開いて「Number of groups」を押すと64個まで増やせます。
GainMatchの特徴:
「GainMatch」で何ができるの?
「GainMatch」を 使用すると、プラグインを使用する前と後のミックスをすばやく 簡単に比較できる ため、トラックに何が効果的であるかを明確に把握できます。サウンドを改善しないプラグインを削除する
自動レベリングツールとして使用します
プラグインの出力を調整するためのメーターとして使用します。
「左」「右」 モードで使用すると、ハードパンされたトラックの完璧なバランスが得られます。
「ターゲットラウドネス」モードで使用して、トラックを希望のラウドネスに設定します
コンプレッサーやサチュレーションエフェクトなどのテストに使用します。同じ知覚出力レベルを維持する
プラグインの効果を検証する以外に、オートゲイン機能の代用としても使えます。
オートゲインが付いていない古いプラグインを積極的に使っている人には非常に便利ですよ!
すぐ赤いクリップランプがついちゃって困るという人も一度試してみてください。
セール時以外に購入しても非常に安価ですので、もっていて損しないプラグインです。
コメントはこちら