「BLEASS Voices」レビュー!4つの独立したボイスを作成できるハーモナイザープラグイン




BLEASS Voices はこんな人におすすめ
・ハーモナイザーをガンガン使って表現したい人
4つの独立したボイスを作成できるハーモナイザー。
原音とあわせれば5音のモノフォニックな音声を同時に再生できる強力なツールです。
非常に融通が聞くハーモナイザーで、Delay,Pan、Filter,Stereoの広がり方を全ボイスで指定できるので
壮大なハーモニーを再現できます。
また複雑な使い方としてMIDI ノートに合わせてトランスポーズしアルペジエーターを実行したり、ハーモナイザー設定のシーケンス化も可能です。
ここまで複雑な使い方を突き詰めなくともハーモナイザーとして優秀なプラグインです。
BLEASS Voices – Tutorial
BLEASS Voices レビュー
ざっくり
・4音生成
・ステレオの広げ方,Pan設定ができる
・和音をトランスポーズか指定音で設定化
・ボーカル以外のモノフォニック楽器で利用可能
・MIDIトリガー可能
・シンプルそうに見えてかなり複雑なことができるので全体を把握するまで時間がかかる
・ハーモニー配置が直感的なWAVES Harmony にはわかりやすさで負ける。
導入メリット
・4音生成
・ステレオの広げ方,Pan設定ができる
・和音をトランスポーズか指定音で設定化
・ボーカル以外のモノフォニック楽器で利用可能
・MIDIトリガー可能
ボーカル用途で4音生成できたら十分なくらい非常分厚いハーモニーが出来上がります。
それぞれのハーモニーは独立してステレオ、Pan設定ができDelayとフィルターをかけて距離感と場所を調整できます。
複雑な処理をしたい場合には、MIDI用の別トラックを作成してMIDI信号を送ることで、
「BLEASS Voices」のハーモニーを処理できます。
他にもモジュレーション、シーケンスタブが用意されていて、ハーモニー生成時のパラメーターを自在に調整できるようになっているのが強みです。
ちょっと複雑すぎる点もあるので、マスターするには時間がかかると思います。
ハーモニー配置時の見た目のわかりやすさはどうしてもWaves Harmonyのような直感的UIにまけてしまうので、
ハーモニー配置には慣れが必要になってきそうです。
TUNE
スケールに沿ったハーモニーを生成するためのON/OFF
VOICE1~4
Pitch,Formant,Volume,Stereo,Filter,Delay,Panを設定
「Transpose」ではピッチを±12の幅で指定、「Flatten」は音名でピッチを指定します。


Transpose


Flatten
Performance

リアルタイム演奏時にBLEASS Voices」を使うときのモード
MIDI
MIDIトラックのMIDIノートでエフェクト設定を調整するときのモード

MODULATION
モジュレーションをくわえるときの設定ページ

SEQUENCER
パラメーターのシーケンサーページ

OUTPUTセクションでは「REALTIME」のON/OFFがあり低負荷でハーモニー生成ができる機能があります。(プラグインのレイテンシーは、サンプルレートに応じて ~42/~46ms です。エフェクトの品質が高くなります。)
Voicesの買い方
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