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「Best Service The Orchestra Complete 3」使ってみたレビュー!オーケストラフレーズを組み合わせて鳴らす音源

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誰得ギター
音抜けの良い出音も良いし、操作性も抜群!
何よりオーケストラ指揮者になった気分でリアルタイム演奏できるのが楽しい音源!

Best Service The Orchestra Complete 3は「The Orchestra」製品ファミリーのフラグシップ。

「The Orchestra」シリーズ音源をすべて収録した総合オーケストラ音源です。
KONTAKT PLAYER で動作します。

The Orchestra Complete収録内容
以下の音源が収録されています。
・『THE ORCHESTRA』
・『TO – STRINGS OF WINTER』
・『TO – HORNS OF HELL』
・『TO – Woods Of The Wild
目次

「Best Service The Orchestra Complete 3」 レビュー

The Orchestraは個別に音符を打ち込んで鳴らす音源ではなく、
パターンを組み合わせてオーケストラを演奏する音源です。

Sonuscore社が作ったHollywood Orchestra Opus EditionのOrchestratorでも使われている手軽にオケ演奏ができる機能。
いわゆるオーケストラのための時短音源です。
The OrchestraもSonuscore社が作っています。

オーケストラでよく使われるパターンがすでに用意されており、パターンを作ってコードを押さえるだけけなのが便利な点。
シングルマイクのためオーケストラ音源にしてはファイルサイズが少なめで機動性が良いのも使いやすい。

一般的なオーケストラのハリウッドサウンドよりも少し粗く、より「正直」に聞こえるように録音および処理されているため
ハッキリしたサウンドで迫力あるオーケストラ演奏を鳴らすことができます。(繊細な演奏は苦手)

演奏モードは3モード。
・キーボードでライブ演奏するための「Orchestral Colors」
・オーケストラセクションのフレーズパターンを鳴らす「Orchestral Rhythms」
The Orchestraでのメインとなる「Animated Orchestra」

注意点としては「ソロ」楽器のフレーズは収録されていません。
またPANは固定になっています。

The Orchestra Complete2の場合、バッチフォルダは以下のように分けられています。
Strings
Brass
Woodwinds
Perfcussion
Key & Harp
Choir
Strings FX
Brass FX
The Orchestra Complete1
The Orchestra Complete2

「Key & Harp」の中にはオルガンやチェンバロもはいっています。

各楽器のそれぞれの演奏方法は個別売りされているオーケストラ専用音源からしてみるとの足りないのですが、
オーケストラでバンっと出したり、オーケストラモックアップを作るには最適。

誰得ギター
ちょっとオーケストラ演奏っぽさを取り入れたいときなどには、非常に役立ってくれる音源です。
シンフォニックメタルも「The Orchestra Complete 3」でバッチリいけます。

「The Orchestra Complete 3」のメイン機能となっている「Animated Orchestra」は自分の曲にオーケストラ要素を取り入れたいならぜひ期待してください。

「Best Service The Orchestra Complete 3 公式サンプル曲

■01 Champions of the Wilderness

■02 Mysteries Unraveled

■03 Catching the Penguins

■04 Mysteries of the Wild

■05 Into the Woods

■06 Harrys Dream

■07 Woodland

■08 The Magic Tower

■09 Mistlands Glade

■10 They are Coming

■11 Enter the Battlefield

■12 Exploring the Cave

■13 Champions of Darkness

■14_Orbital View

バージョン2では、弾いたフレーズをDAWのトラックへドラッグ アンド ドロップのMIDIエクスポートが可能になりました。
The Orchestra以外で手持ちのオーケストラ音源があれば差し替えて別の雰囲気に変えることもできます。

フレーズを組み上げていくのが非常に大変で時間のかかるオーケストラ演奏。
The Orchestraではフレーズを作り上げる時短が可能です。

パターン化している個々のフレーズ打ち込みを簡略化したいなら「The Orchestra Complete 3」は非常に使えるオーケストラ音源です。

■単体購入

The Orchestra Complete 3の購入はこちら >>
TO – STRINGS OF WINTERの購入はこちら >>
TO – Horns of Hellの購入はこちら >>
TO – Woods Of The Wildの購入はこちら

■TO – Strings Of Winter / TO – Horns of Hell / TO – Woods Of The Wildを持っている人向けのCrossgrade
The Orchestra Complete Crossgrade

■The Orchestra Complete(TOC) 1,2を持っている人向けのアップグレード版
The Orchestra Complete Upgrade TOC1/2

■The Orchestra を持っている人向けのアップグレード版
The Orchestra Complete Upgrade TO

■The Orchestra Essentialsを持っている人向けのアップグレード版
The Orchestra Complete Upgrade Essentials

拡張音源

『TO – STRINGS OF WINTER』
『TO – HORNS OF HELL』
TO – Woods Of The Wild
の拡張音源が用意されています。(2022年12月10日現在)

また『THE ORCHESTRA ESSENTIALS』があり、こちらは機能はそのままに収録内容を制限することで価格を押さえているエディションです。

完全版の「The Orchestra Complete 3」では
『The Orchestra』、『TO – STRINGS OF WINTER』,『TO – HORNS OF HELL』『TO – Woods Of The Wild』のkontaktバッチが入っています。

『TO – STRINGS OF WINTER』とは

『TO - STRINGS OF WINTER』

『TO – STRINGS OF WINTER』

『TO – STRINGS OF WINTER』はストリングス音源
The Orchestraの表現力を拡張する音源で『THE ORCHESTRA』には収録されていない60種のユニークなアーティキュレーション(Trills、Sul Ponticello、Harmonics、Col Legno、Bartók Pizzicato等)、
Mongolian State Morin Khuur Ensembleによる特徴的なアンサンブルサウンドを収録。

Mongolian State Morin Khuur Ensembleのイメージ

モンゴル伝統の楽器“Morin Khuur(モリンホール/馬頭琴)”による弦セクションのサウンドHigh ,Low の2セクションを収録しています。


TO – STRINGS OF WINTERの購入はこちら >>

TO – Strings Of WinterまたはTO – Horns of Hellを持っている人向けのCrossgrade
The Orchestra Complete Crossgrade

『TO – HORNS OF HELL』とは

『TO – HORNS OF HELL』

『TO – HORNS OF HELL』

TO – Horns Of Hell Playthrough | Best Service

20人で構成されたブラスアンサンブル、オルガン、パーカッションを収録したThe Orchestraの拡張音源。
もちろんThe Orchestraをもっていなくても単体で使うこともできます。

ブラスのサウンドがかなり派手に鳴るのでゲーム系のエキサイティングなシーンでは大活躍してくれます。


TO – Horns of Hellの購入はこちら >>

TO – Strings Of WinterまたはTO – Horns of Hellを持っている人向けのCrossgrade
The Orchestra Complete Crossgrade

『TO – Woods Of The Wild』とは

TO - Woods Of The Wild

TO – Woods Of The Wild

新規に追加されたWoodwindsライブラリ。
木管楽器13のソロ管楽器とボーナスFXを収録しています。
またマリンバやシロフォンなどのパーカッションも追加されます。

フルート 1&2
ピッコロフルート
アルトフルート
オーボエ1&2
イングリッシュホルン
クラリネット1&2
バスクラリネット
ファゴット1&2
コントラバスーン
パーカッション(チェレスタ、クロタレス、マリンバフォン、ビブラフォン、シロフォン)
ハンドパーカッション(カスタネット、クラベス、ロッド、シェイカー、スティック、ウッドブロック、フィンガーシンバル、マークツリー、タンバリン、トライアングル)

オーケストレーションの彩りを加える木管楽器音源で、The Orchestra1に入っていた木管楽器よりも音像がはっきりして力強いサウンドになっています。

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TO – Woods Of The Wildの購入はこちら >>

TO – Strings Of Winter , TO – Horns of Hell ,TO – Woods Of The Wild を持っている人向けのCrossgrade
The Orchestra Complete Crossgrade

『Best Service THE ORCHESTRA』 使い方

個別パッチ

「The Orchestra Complete 3」の場合ですと、The OrchestraとStrings of winter、HORNS OF HELLの内容が楽器のカテゴリごとに表示されます。

Articulationsの名前が入っているパッチはキースイッチで演奏方法を切り替えできます。
アーティキュレーションは個別のパッチで起動させることも可能です。

EQは2つのHigh,Lowのみ、
リバーブは10タイプから一つ選んでMixしていきます。

Concert Hall 1 / Concert Hall 2 / Medium Hall 1 / Medium Hall 2 /
Small Hall 1 / Small Hall 2 / Recording Stage 1 / Recording Stage 2 /
Cathedral / Plate

 Animated Orchestra

Animated Orchestraでは5つの演奏パターンをスロットにいれて
1つ鍵盤を押すと5つの楽器が同時に演奏するようにできます。

それぞれの音量バランスは「MIXER」タブで選択します。

細かい奏法は「ENGINE」タブの3基あるアルペジエーターでフレーズを作りこんで行きます。
「The Orchestra Complete 3」 よりシーケンスカスタマイザー(SEQ)が加わりより複雑な演奏が可能になりました。

コードを押さえたときのアルペジオパターン

コードを押さえたときのアルペジオパターン

■アルペジオパターン

  • UP
  • Down
  • Up & Down
  • Down & Up
  • Zig-Zag Up
  • Zig-Zap Down
  • Zig-Zag Up/Down
  • Zig-Zag Down/Up
  • Move in
  • Move Out
  • Move In & Out
  • Move Out & In
  • ALL (Chord)
  • Custom

「C,E,G」を1小節3本のMIDIを引いただけで下のようなアルペジオパターンが演奏されます。

■ALL (Chord) の場合

■Zig-Zag Upの場合

■Move In & Outの場合

アルペジオパターンを3基+エンベロープを組み合わせて5トラック分の音を同時に鳴らすことで
MIDIは単純に、複雑なオーケストレーションを鳴らすことができます。

■the orchestra -arp Magic In the air

シーケンスカスタマイザー(SEQ)

「The Orchestra Complete 3」より加わった機能。

アルペジオパターンプリセットを選んでいたとき、音程は「The Orchestra」に任せっきりでしたが、
シーケンスカスタマイザーはユーザーが音程を指定できます。


■上の画像のSEQパターンの場合

左端にある-3 ~ +5はコードを押さえたときに鳴る音程の上下を示します。
Cコードを押さえた場合、+1されているとE、+2されているとGというようにCコードの構成音(C,E,G)が上下して鳴ります。

豊富なオーケストラ演奏手法

「The Orchestra Complete 3」で感動するのが、Animated Orchestraの演奏方法の豊富なバリエーションです。
自分でOrchestra Color(演奏楽器)、Orchestra Rhythm(演奏フレーズ)を選んで構築していくこともできるのですが、
100パターン以上のAnimated Orchestraプリセットです。

どのプリセットを鳴らしても、全く違和感のないオーケストラの和音フレーズが演奏できます。
オーケストラの知識がほとんどなくても、適当に鍵盤を弾いているだけでかっこいいオーケストラフレーズが鳴らせます。
オーケストラ指揮者になって気分になれて非常に心地よい。

「The Orchestra Complete 3」のバッチの方がブラウザで選べて使い勝手が良いです。

EXPORT MIDI

DAWの録音を押してリアルタイム入力をした後に、表示が「EXPORT MIDI 」へ切り替わります。
鳴っていたフレーズをMIDI書き出ししてくれる機能で、他のオーケストラライブラリを持っていたら「The Orchestra Complete 3」から手持ちの音源へ差し替えできます。

手軽にオーケストラの演出ができる優れものライブラリです。
オーケストラの打ち込みをもっと手軽に身近にしたい!と思っているなら「The Orchestra Complete 3」は必ず力になってくれます。

「The Orchestra Complete 3」よりももっと高度で複雑なオーケストレーションをしてみたいなら
East West Hollywood Orchestra Opus Edition Diamondをおすすめします。

The Orchestra Complete 3の購入

bestserviceにて購入が可能です。

  • 単体での購入
  • 「The Orchestra1」から「The Orchestra Complete 3」へのアップグレード版
  • 「TO – Strings Of Winter」または「TO – Horns of Hell」を持っている人向けのCrossgrade
  •  「The Orchestra Complete1(TOC1)を持っている人のアップグレード

と買い方が複数ありますので手持ちの音源にあわせて買い方を選ぶことになります。

■単体購入
The Orchestra Complete 3の購入はこちら >>
TO – STRINGS OF WINTERの購入はこちら >>
TO – Horns of Hellの購入はこちら >>
TO – Woods Of The Wildの購入はこちら

■TO – Strings Of Winter / TO – Horns of Hell / TO – Woods Of The Wildを持っている人向けのCrossgrade
The Orchestra Complete Crossgrade

■The Orchestra Complete(TOC) 1,2を持っている人向けのアップグレード版
The Orchestra Complete Upgrade TOC1/2

■The Orchestra を持っている人向けのアップグレード版
The Orchestra Complete Upgrade TO

■The Orchestra Essentialsを持っている人向けのアップグレード版
The Orchestra Complete Upgrade Essentials

The Orchestra Complete 3 セールはある?

2022年11月 ブラックフライデーセール  $ 459.⇒ $275.40
2023年11月 ブラックフライデーセール  $ 479.⇒ $287.40

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