ギターアンプ「ヒュースアンドケトナー Tube Meister (チューブマイスター)」を使いこなそう
Tube Meister 18 Headを購入してから3年程度経ちましたので、
備忘録的に有効であろう使い方を記載しておきます。
Tube Meister 18 Headは0,1,5,18Wとワット数を変更できるのが特徴で、
0wのサイレントモード、1w時での利用は自宅練習に使いやすい音量です。
36W版ではチャンネルでEQのツマミが分かれているのでよりライブ向けにサウンドメイクがしやすい作りになっています。
Hughes & Kettner Tubemeister 20 Deluxe Tube Amp Head Review by Sweetwater
配線
Tube Meisterシリーズは専用のキャビネット「TubeMeister 112 Cabinet」が用意されていて
小型ながらも見た目よりはるかに大きい音が出ます。
スペック仕様は以下
Power :60 Watts
Speaker :1×12″ Celestion Vintage 30 (Impedance Mono16 Ω)
サイズ :480 x 450 x 285 mm / Weight :13,5 kg
13.5kgあるので片手で持ち上げるのがそこそこ辛い重さです。
ヒュースアンドケトナー Tube Meister 18 HeadからキャビネットHUK-TM112へ接続
背面のSPEAKER端子へスピーカーケーブルをつなぎます。
HUK-TM112の「IN」へスピーカーケーブルを差し込みます。
ギターアンプ全般に言えることですがこのスピーカーケーブルを交換するだけ音抜けがよくなります。
リハスタやライブハウスで利用されているスピーカーケーブルは細くてやすいものが使われていることがあるため、
なんかアンプの調子が悪くて音抜けが悪いときなどマイスピーカーケーブルを用意して差し替えるだけで大分効果があります。
MONSTER ( モンスター ) / SP2000-S-6
ギターヘッドにつなげる電源コードも交換すると効果があり、電源ケーブルによってでる帯域が増えることもあります。
運ぶのに重すぎて結局手放してしまいましたが、モンスターケーブルの極太電源ケーブルを使っていたときには、低音がものすごく出て電源コードでここまで変わるのかと思わせてくれる品でした。
OYAIDE ( オヤイデ ) / BLACK MAMBA-α V2 1.8m
マイスピーカーケーブルは持ち運びも用意なので1本持っておくと良いです。
リハスタでのスピーカーケーブル差込口のオーム数は間違えないように自己責任で行ってください。
サウンドの作り方 EQについて
ヒュースアンドケトナーのアンプは大きさは違えど大体一緒なので、他のサイズでも参考になるかもしれません。
私の場合は主にEMG81などガッツリ歪ませても音が潰れないピックアップがついたギターをメインで使用しています。
EQのメモリですがヒュースアンドケトナーの場合、マーシャルとくらべてEQの効きがものすごい良いので
マーシャルの感覚で上げてしまうと帯域的にとんがった音になりがちです。
一度耳が痛くなる程度までEQをもちあげてから下げるのもありかと思います。
つまみの12時方向を100%として考えて置いた方がバンドサウンドで溶け込みやすいギターサウンドになります。
普段の目安はTREBLE:4,MIDDLE:4,BASS:2,5ぐらいの感覚で設定して、そのときのアンプの状態や繋いだエフェクターの加減で
調整します。
MIDDLEを下げ過ぎるとワウペダルを踏み込んだ時にあまり変化がでなくなってしまうので、
ワウをつかうときは気持ちMIDDLEをあげておいた方が気持ちよくエフェクトがかかると思います。
モニター
キャビネットをヒュースアンドケトナー製で組み合わせてつかうときは
マーシャルのキャビネットが広がって音が出る印象に対して、ヒュースアンドケトナーのキャビネットは直線的に音が飛んで行く印象があります。
それが出音の速さにもつながっているのだと思います。
そのためキャビネットの目の前にいると音が小さく聞こえることがあり、少し自分が前にでて距離をあけるとモニターしやすくなります。
HUGHES&KETTNER ( ヒュースアンドケトナー ) / TubeMeister Deluxe 20
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