ヒュース&ケトナーより「Triamp Mark 3」が2015NAMM SHOWで公開
ドイツのアンプメーカーヒュース&ケトナーのフラグシップアンプヘッドTRIAMPシリーズがバージョンアップしTriamp Mark 3として発表されました。
春畑道哉さん、K-A-Zさん、AldiousのYoshiさん&トキさんなど日本でも利用者が多いヒュース&ケトナー。
レンタルスタジオでも置かれていることが多くなったので見かける機会が増えているはずです。
以前のTRIAMP MKII では
・独立3チャンネルx2
・FX loop
・ミキサーに接続できるREDBOX
・MIDIモジュールオプション
の当時のギターアンプに必要なものが全部入っていた仕様ではありました。
今回発表されたTriamp Mark 3はTRIAMP MKII のサウンドを引き継ぎながらも大きく仕様変更がされています。
Triamp Mark 3の特徴
・各3チャンネルx2でイコライザーノブが共通だったものが独立して実質6チャンネルの調整が細かくできる
・レゾナンス・コントロールが追加
・フロントパネルの明るさを変えられる
・ノイズゲートの搭載
・ブーストスイッチが追加
・フットスイッチはTSM-432へ変更
・パワーアンプの組み合わせを7種類選べる。各チャンネル(3×2)で音が変わるので42種類のアンプサウンドを使い分けられる
各チャンネルは数値が大きくなるほど歪みが増えていき、それぞれA,Bの音の性質が異なったチャンネルを選べます。
チャンネル1A:50年代のアメリカンクリーン
チャンネル1B:60年代のブリティッシュクランチサウンド
チャンネル2A:70年代のブリティッシュロックサウンド
チャンネル2B:80年代のブラウンリードサウンド
チャンネル3A:90年代のカリフォルニアハイゲイン
チャンネル3B:モダンハイゲインサウンド
TRIAMP MKII ではイコライザーが共通だったため、音抜けが異なるAとBの使い分けが難しく実際には3チャンネル用途でした。
イコライザーノブが増えたことで音のバリエーションがより豊かになり、6チャンネルをバッチリ使えるようになりそうです。
レゾナンス・コントロール、ノイズゲートが増えたことで作り込みがさらにできるように。
ブーストスイッチはフットペダルを使うことで操作が用意になります。
またリアパネルのマスターインサートにはボリュームペダルやチューナーなども繋げます。
フロントパネルの明るさはリアパネルのノブで調節。
Triamp Mark3の目玉機能ともいえる真空管の組み合わせ。
今までは真空管自体をごっそり変更しないとダメでしたが、ボタンを押すだけで切り替えが可能。
パワーアンプの組み合わせを7種類選ぶことで
全6チャンネルと組み合わせると42種類のサウンドが体感できます。
その分内蔵する真空管の数も多くなります。
大きさは(WxHxD) 740 x 393 x 254 mm
重さは 22 kg
きになるサウンドをチェック
The Hughes & Kettner TriAmp Mark 3: Changing the Game – new for NAMM 2015!
NAMM 2015 – Hughes & Kettner Triamp Mark 3
NAMM ’15 – Hughes & Kettner TriAmp MKIII Demo
まだ全貌が明らかになっていませんが、半端なく音の作り込みが可能なギターアンプです。
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