GT-1000 エフェクター 商品レビュー

【GT-1000レビュー】良い音しているねって褒められる驚異的なサウンドクオリティ!BOSSのギター用マルチエフェクターフラグシップモデル

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投稿日:2018年4月15日 更新日:

-GT-1000, エフェクター, 商品レビュー
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【レビュー】BOSSのギター用マルチエフェクター「GT-1000 」を弾いてみた9

BOSSのギターマルチエフェクターGTシリーズのフラグシップモデルGT100の更に上を行く、「GT-1000」がリリースされました。
幸いにもこのGT-1000を早々にゲットできましたのでレビューをしていきます。

コドラ
GT-1000ってどうなのよ?
ギター星人
「BOSSのフロアマルチ=そつなくこなせるマルチ」という印象が、GT-1000で180度変わった!

特にGT-100を愛用していた人にとっては驚くほどサウンドと使い勝手が進化しているのでびっくりすると思います。
エフェクターを買い漁っていく趣味が終わってしまいそうな完成度。
ここまで完成度が高いと今後新しいマルチエフェクター出しても売れないんじゃないかと思わせてくれる一台です。

ギター星人
適当に弾いているだけで気持ち良い。練習していないのに急に上手くなったように聞こえる!これだけいい音なると自分の演奏に自信がつくね。
コドラ
GT-1000様様やね。

まず外観を見ていきましょう。

黒一色で構成されたデザインはGT100と同様ですが、筐体の反射具合が綺麗で
無骨なGT100に比べると全体的な仕上がりが上品です。

黒い筐体は美しくキズつけると目立ってしまいますので運搬手段が悩ましいです。

Th 3400

踏み心地の柔らかいエクスプレッションペダル、踏み間違えしないように段差をつけてあるフットスイッチなど
操作性が計算されています。
 
Th 3402

裏面にはすべり止めのゴム版が6つあり激しい操作でも動かないように固定されます。

Th 3407

メインディスプレイが大きくなっていますのでプリセットの見間違えはまずしないですね。

BOSS GT1000

BOSS GT1000

GT-1000 おすすめな理由 メリット・デメリット

  • 32ビット処理 による出音の良さ
  • チューナーの反応速度の良さ
  • サウンド編集が楽々
  • Bluetoothとスマホアプリを使ったサウンド編集
  • コンパクトサイズなマルチエフェクターになった

GT-1000 のデメリット。購入に向いていない人

GT-1000 デメリットとしては「できることが増えすぎて、覚えるまではちょっと大変」なところですね。
BOSSの機材は見たまま即使える手軽さも魅力の1つだったのですが、さすがに機能が多すぎる点が慣れていないとこんがらがってしまいます。

最近のマルチエフェクターで、一般的になっている『エフェクト・チェイン機能』は慣れていないと難しく感じる部分です。

がっつりアナログ派で、新しい事を覚えたくない人は向いていないでしょう。

とは言っても現在のBOSS製品は「BOSS TONE CENTRAL」で作り込みされていてライブでも十分使えるパッチをダウンロードできる仕組みになっていて
GT-1000ももちろん対象に入っています。

俺は演奏だけに集中したいから音の作り込みするのは面倒でやりたくない!
という人には「BOSS TONE CENTRAL」の音源をダウンロードしてGt-1000本体に入れておけば良いという簡単なシステムがあります。

ギリギリ10万円の価格とマルチエフェクターとしてはちょっとお高いです。
しかし、この価格を出しても十分元が取れるほどの機能を「GT-1000」は搭載しています。

GT-1000 のメリット

32ビット処理 による出音の良さ

GT-1000のスイッチを押した直後にびっくりしたのが「立ち上がる速度がものすごく早い」こと。
今後プリセットを沢山作っていくとちょっとは遅くなるとは思いますが、マルチエフェクターって意外と読み込みする時間がかかるので、
ライブ開始前のセッティング準備などの時間に追われて焦っているときは気持ちが楽になります。

GT-1000の配線をしてからスイッチを入れて、アンプ側を操作しようかなって段階で既にGT-1000が起動しています。
起動の速さは本当に驚きです。

最初に、電源を入れて表示される1つ目のプリセット音源「premium drive」からして完成度が高い。
マルチエフェクターのプリセットの1番最初の音は電源入れて最初に鳴らす音になるので、各メーカーの力を入れて作る音です。

GTシリーズやBossのコンパクトを使っている人には誰にでも経験がある『BOSSっぽいドライブ感』がなくなっています。
特にデジタルで作られているBOSSのドライブサウンドのペダルは『四角い音が飛んでくる』感じなんですね。
コンプが沢山かかっているような感じです。

アマチュアでバンドをやっているとプレイヤーの技術差があってもBOSSの音がするな!とわかります。
もちろんこれが良くて使っている人もいますよ。

GT-1000では『四角い音が飛んでくる』感じから『丸みを帯びた音が飛んでくる』イメージ。
パラメータを細かく調節できるので、音は変幻自在です。

GT-1000では根本の出音へ影響する仕様がグレードアップ。

機材 AD変換、DA変換 サンプリング周波数
Gt100 24ビット 44.1kHz
GT-1000 32ビット 96kHz

数あるマルチエフェクターの中でも現在最高水準の仕様です。

ここ数年内のBOSSのエフェクターである「MD-500」「RV-500 REVERB」「DD-500」は入力から出力まで最高水準32 ビット処理による高音質処理をされており、この技術力を活かした出音になっています。

BOSSお得意の飛び道具エフェクトを始め、DD-500の技術を活かした空間エフェクトのバリエーションが増えています 。
ディレイのサウンドはGT100より格段にきらびやかな空間演出が可能。

プリセット切り替えのフットスイッチはGt100から1つ増えて5つと、よりリアルタイム性に優れてライブ向きに

アンプモデルは16タイプ

アンプモデルは16タイプとアンプシミュレーターに慣れている人にはちょっと物足りないかも。

ADVANCED AMP

  • TRANSPARENT(アコースティックギター系)
  • NATURAL(クリーン系)
  • BOUTIQUE(ピッキングニュアンスが出しやすいモデル)
  • SUPREME(クランチ系)
  • MAXIMUM(ヴィンテージマーシャル系)
  • JUGGERNAUT(メタル系)
  • X-CRUNCH  (クランチ)
  • X-HI GAIN(ハイゲイン)
  • X-MODDED(メタル系)

CLASSIC AMP

  • JC-120 (ローランドJC-120)
  • TWIN COMBO(Fender Twin Reverb)
  • DELUXE COMBO(Fender Deluxe Reverb)
  • TWEED COMBO(Fender Bassman)
  • DIAMOND AMP(VOX AC30)
  • BRIT STACK(Marshall 1959)
  • RECTI STACK(MESA/Boogie DUAL Rectifier)

CLASSIC AMPは元にしているアンプ名が付いているので、なんとなくの出音が想像できます。
ADVANCED AMPは『アンプライクなサウンドをだすための新テクノロジーAIRD 』の力を感じさせられるモデル群です。
ピッキングの強弱に応じて音が反応してくれるので、安いアンプシミュレーターを使ったときの嫌なコンプ感がかなり改善されています。

チューナーの反応速度の良さ

地味なところでものすごく感激したのが、GT-1000のチューナーの反応速度が非常に良いところ。
ちょっと触っただけでも反応するので、チューニング時に反応してくれないイライラがなくなります。

マルチエフェクターを使っている人で『チューナーだけは別に性能の良い物をペダルボードに組み込んでいる人』って結構いるんですよ。
マルチエフェクター内蔵のチューナーがイマイチ信用できないということでしょう。

GT-1000の「チューナー内部検出精度は±0.1cent」

KORG Pitchblack Advance PB-AD同等の性能です。
BOSSから出ているコンパクトタイプのチューナー(測定精度±1cent)よりも断然高いです。
マルチエフェクター内蔵のチューナーに不安を感じることから解消されます。

公式サイトでもちょこっとしか書かれていませんが、6弦のチューニング具合がひと目で分かる

BOSSのチューナーとしては初のポリフォニックチューナーが使えるようになっています。

ポリフォニックチューナーというとTC ElectronicのPolyTuneが思い浮びます。

フローティングさせているギターの場合、一つベグを回すと他の弦のチューニングが狂うのでポリフォニックチューナーは便利なんですよね。

Bluetoothとスマホアプリを使ったサウンド編集

iOS,Android対応のサウンド編集アプリ「BOSS TONE STUDIO for GT-1000」を使うことで
ワイヤレスにサウンド編集が出来ます。

毎回細かいパラメータの調節で腰をかがめてツマミを細かく動かすのを繰り返す苦労から解消されます。
iPadのような画面の広いタブレットを持っていけば、操作画面が更に大きくなりますし見やすさも上がりますね。

KATANA-AIRもBluetoothを使ったワイヤレス仕様が売りでしたが、BOSS製品のBluetooth化が段々進んでいきそうですね。

GT100より更にコンパクトサイズになり軽量化されたマルチエフェクターになった

スタジオ移動で使用するギター用ギグバッグはどれが良いのか比較。SADOWSKY ( サドウスキー ) / GUITAR PORTABAG PLUSを購入レビューで紹介している「サドウスキー GUITAR PORTABAG PLUS 」のポケットにはGT-1000がすっぽり入ります。

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Th 3421

シールド等小物は入り切らないため、別途持っていくバッグなりエフェクターケースが必要です。

私の場合、外出時の荷物はできるだけ持っていく量を減らしたいと考えているのでマルチエフェクターがギグバッグに入りきるというのは、荷物が減らせるので非常にありがたい材料です。
年を取ると年々重い機材の持ち運びが苦痛になるんですよね。

筐体サイズが小さくなり重量も「GT100の4.8kgから GT1000は3.6kg」へと小型化しました。
この点だけでも買いです。

同価格帯のライバル機であるHelix Floorは6.6kg、HEADRUSH のPEDALBOARDは7.1 kgとフットスイッチ付きマルチエフェクターの中では
かなり軽量化されています。

軽量化されたからといっても、ライブ中にGT-1000を蹴飛ばしてしまって筐体が動くようなことはありません。
動かないようギリギリのラインの重さで設計されているようですね。

マルチエフェクターの持ち運びには苦労してきましたので、良い時代になったとつくづく思います。

OUTPUTは2系統出せる

GT-1000には「MAIN OUT」と「SUB OUT」の独立した2つの出力端子があります。

「MAIN OUT」はフォーン端子 (出力インピーダンス1kΩ 推奨負荷インピーダンス10kΩ以上)を使って、ギター・アンプやミキサーなどに 接続します。

「SUB OUT」は XLR(エックスエルアール)端子(出力インピーダンス600Ω 推奨負荷インピーダンス600kΩ以上)を使ってPA 機器等に接続します。

GT-1000のピュアな音を活かしたいなら「SUB OUT」をPA卓へ送っておき、「MAIN OUT」はギターアンプにつないで
マイキングせずにギターアンプを自分専用モニター用としてつかうやり方も可能。

「MAIN OUT」と「SUB OUT」はそれぞれスピーカー・マイクシュミレーションのどれを使うか?を別々に選べます。(同じでも可能)その時々の環境にあわせた出音が作れます。
この調整はOUTPUT設定の「AIRD OUTPUT SELECT」から選べます。

「MAIN OUT」と「SUB OUT」は
・AIRD OUTPUT SELECT(スピーカー・マイクシュミレーション)
・グローバルEQ
・OUT LEVEL
の3項目がそれぞれ独立して設定できます。

またヘッドホンから出る音は「MAIN OUT」と「SUB OUT」、「MAINOUT+SUBOUT」が選べます。
「MAIN OUT」と「SUB OUT」で出している音がヘッドホンからも同時になってモニターできます。

「SUB OUT」をつかうときはメニューを開いてLEVEL調整しなければならいなので、
「SUB OUT」専用のツマミがないがちょっと不便です。

またMain OUTPUTのグローバルEQ専用つまみもありませんので出力音の微調整はちょっと不便さを感じるところがあるかも。
グローバルEQ専用つまみに関しては意図的にカットされている印象を受けます。

外部エフェクターの取り込み

GT-1000の本体に用意されているSEND,RETURNに外部エフェクターをつなげると、
GT-1000 のエフェクトの一部として使用することができます。

空間系エフェクター全部入り

BOSSの空間系エフェクターで評価が高いDD-500(ディレイ)、RV-500(リバーブ)、MD-500(モジュレーション)。
それぞれ35,000円するかなり高めのエフェクターですが、同機能の内容がGT-1000にほとんど入っています。
もし3台買い揃えようとするなら、一台にまとまっているGT-1000の方がお得ですよね。

GT-1000 サウンド サンプル

■BOSS GT-1000 Preset Sound Examples (No Talking)

■Boss GT-1000 Introduction Video - by Glenn Delaune

■BOSS GT-1000 NEW AIRD PreAmps Play Through - by Glenn DeLaune

BOSS GT-1000のマニュアルはどこに・・・

マニュアルですがBOSS GT-1同様に基本的な取扱説明書は同梱されていますが、
パッチの細かいパラメータを設定したり、仕様の詳細が知りたい場合にはBossの公式サイトからPDFのダウンロードが必要です。
「GT-1000パラメーター・ガイド」はこれからGT-1000を使い続けるのに必要な書類になるので、必ずダウンロードして中身を確認しましょう。

GT-1000の使い方はBOSSのマルチエフェクター「GT-1000」の初心者向けの使い方 で解説しています。

GT1000の口コミ

まとめ GT-1000の評価

ギリギリ10万円の価格(¥108,000 税込)ですので、決して簡単に買い替えできる価格です。
まあ、躊躇する価格帯ですよね。

マルチエフェクターの弱点でもあるアーティキュレーションはまだKemperやBiasに比べると負けています。

めちゃめちゃサウンドにこだわりたい場合にはやはり、KemperやBiasを導入、マイアンプを購入するしかないです。
ハードロック・メタル系のギターの歪みを徹底的にこだわりたい人は同じクラスのマルチエフェクター「HeadRush」のほうが好みかもしれません。

しかし、マルチエフェクターとしては軽量であり、持ち運びやすいこと、
ライブ演奏時に1台で完結させられる利便性をトータルで踏まえるとGT1000に軍配があがります。

弾いてみるとお値段以上の音質の良さが感じられます。
GT1000のポテンシャルを体感できると、久しぶりに機材を買い替えて納得が行く一品です。

ツイッターやインスタグラムを見ていると”プロギタリスト”でもGT-1000を愛用している人が多く見られます。
プロでも納得できるサウンドクオリティということでしょう。

同価格帯のマルチエフェクター比較

機種 重さ  サウンドハウス税込み価格
GT-1000 3.6 kg 108,000円
Line6 Helix Floor 6.6kg 185,544円
HEADRUSH PEDALBOARD 7.1 kg 138,000円

GT1000の凄い所は以下です。

  • 32ビット処理 による出音の良さ
  • チューナーの反応速度の良さ
  • サウンド編集が楽々
  • Bluetoothとスマホアプリを使ったサウンド編集
  • コンパクトサイズなマルチエフェクターになった

年を取るとスタジオに行くたびに思うことが「機材が重い」という悩みなんですよね。
GT-1000は他のマルチエフェクターに比べるとかなり軽量化されていますので、

『音が良くて軽いマルチエフェクター』というのはとても嬉しいんです。

GT-10、GT-100からの買い替え組も多そうですし、これからどんどんユーザーが増えていきそうな予感がしています。

マルチエフェクターの種類が増え過ぎちゃて、指針がなくて選べないというときにはGT-1000が良い基準にもなりますよ。
もちろん全部入りのフラグシップモデルで、GT-1000一台あれば、ギターで再現する音のほとんどのことができます。
ギター初心者がちょっと背伸びして購入するのも良いです。

良い機材を買うと自分の下手さを機材のせいにできませんから、
練習もはかどります。

ギター星人
GT-1000は一台で全部を完結したい人に向いています。空間系エフェクターや特殊な音を多様する人はLine6 helixよりGT1000のほうがマッチします。

>>BOSS ( ボス ) / GT-1000の注文はこちら(サウンドハウス)

BOSS ( ボス ) / GT-1000

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