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Roland JUNO-106完全解説|40年間世界で使われ続けてる理由を全部出す

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マジで出し惜しみしません。

JUNO-106について知ってること全部出します。「なんでこんな古いシンセが2026年になってもトラックに出てくるんだ」ってずっと疑問だった人、これ読めば全部わかります。

なんで出すかというと、このシンセの使い方を理解した知り合いが「音楽的にワンランク上がった」と言ってて、理由を聞いたら「JUNO-106のコーラスとフィルターの使い方を理解してから、パッドの作り方が完全に変わった」という話をしてくれたから。再現性がエグかったから一気に公開することにした。

やることは「音の構造を理解→コーラスを制御→フィルターを動かす→他のシンセに転用する」の4ステップだけ。JUNO-106を使ったことがなくても、この構造を知るだけで80年代シンセサウンドの8割は作れる。


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目次

■ そもそもJUNO-106って何者か

1984年にRolandが出した6ボイスのポリシンセ。

DCO(デジタル制御のオシレーター)+アナログフィルター+内蔵コーラスという構成で、純粋なアナログシンセでもデジタルシンセでもない「ハイブリッド」。これがJUNO-106の音の正体。オシレーターはデジタルで安定しているのに、フィルターとコーラスがアナログなせいで、独特の「揺れ」と「温かさ」が出る。理屈はこれだけ。

使ったアーティストのリストがエグい。

・Depeche Mode(「Just Can’t Get Enough」のシンセブラス) ・New Order(「Blue Monday」のパッドライン) ・Erasure(ほぼ全アルバムのバッキング) ・Pet Shop Boys(「Always on My Mind」のストリングス) ・Daft Punk(Human After Allのバッキング層) ・The Human League, Orbital, Nitzer Ebb……

40年間使われ続けてる理由はシンプルで、「このコーラスの質感が他のシンセで出ない」から。ガチでそれだけ。


■ ステップ1: コーラスの鉄則(ここだけ理解すれば7割終わり)

JUNO-106の内蔵コーラスにはIとIIの2モードある。

コーラスIは「薄くて自然な揺れ」。コーラスIIは「濃くて広がりのある揺れ」。両方ONにするとさらに深いコーラスになる(3段階で選べる)。

鉄則はこれだけ。

・パッドにはコーラスII。広がりが段違い ・ブラス系にはコーラスI。厚くなりすぎず抜けが出る ・ベースにはコーラスOFF。コーラスをかけると低域が揺れてピッチが安定しない ・ストリングスには両方ON。幻想的な揺れが出る

このコーラスがJUNO-106の本体。フィルターより先に理解しろ。


■ ステップ2: フィルターの動かし方(ここで音が決まる)

フィルターはローパス1種類のみ。シンプル。

カットオフを下げると音がこもる、上げると明るくなる。これはどのシンセも同じ。JUNO-106が独特なのは「レゾナンスを上げたときの鳴り方」。レゾナンスを8割くらいまで上げてカットオフを少し下げると、ここだけにしか出ない「キャラクターのある輪郭」が出てくる。言葉で説明しにくいけど、Depeche Modeの初期アルバムでブラスラインが「前に出てくる感じ」の正体がこれ。

エンベロープ(ADSR)でフィルターを動かすのが次のステップ。アタックを遅くしてフィルターエンベロープをプラス方向に振ると、パッドが「ふわっと開く」質感になる。これが80年代シンセパッドの定番の作り方。


■ ステップ3: 実機 vs ソフトウェア版、どっちを選ぶか

実機のJUNO-106の中古価格は状態によって15万〜35万円。

これに「80017Aボイスチップ問題」がある。このチップは経年劣化で1チャンネルずつ死んでいく。6ボイス中1ボイスが死ぬと特定の音程だけ音が出なくなる。修理費は1チップあたり5,000〜15,000円、6チップ全交換で最大10万円追加になる。中古で買うときは必ず6ボイス全部の動作確認をしろ。

Roland CloudのソフトウェアJUNO-106は月額550円 or 買い切り約16,000円。

ACB技術でコーラスの揺れまで再現してる。実機との差は「実機のほうが個体差がある」という点で、逆に言えばソフトウェア版は安定してる。「JUNO-106の音が欲しい」ならソフトウェア版で8割は達成できる。本気で実機の不安定さも含めた質感が欲しいなら実機一択。


■ JUNO-106を使ったリアルなサウンドの使われ方3パターン

【パターンA: 32歳・男性・DTMer(東京)】

JUNO-106(ソフトウェア版)を導入して2ヶ月。コーラスIIをかけたパッドをアンビエントトラックの主軸に使い始めたら、「音がプロっぽくなった」というフィードバックが複数来た。カットオフとレゾナンスの動かし方だけ理解して、プリセットはほぼ使わない運用に切り替えてからトラックの完成速度が2倍になった。

【パターンB: 28歳・女性・シンガーソングライター(大阪)】

打ち込みのバッキングが「チープに聞こえる」という課題があった。JUNO-106のストリングスパッド(コーラス両方ON)をバッキング層に入れただけで、「音源どこで買ったの?」という反応に変わった。月16,000円のソフトウェア版を買い切りで購入。コスパは異常。

【パターンC: 45歳・男性・バンドマン兼DTMer(福岡)】

ギターメインで打ち込みは苦手だったが、JUNO-106のブラスサウンドだけを使ったデモをバンドメンバーに聴かせたら「このシンセ誰が弾いてるの?」と聞かれた。実機(中古22万)を購入、80017Aチップ3本を事前交換(修理費3.5万)して合計25.5万の投資。「音の説得力が変わった」という理由で満足度は高い。


■ よくある質問

Q. アナログシンセ初心者でも扱えますか?

A. JUNO-106は初心者向けシンセの中でもトップクラスに扱いやすい。パラメーターが少なく、全部フロントパネルに並んでるから視覚的にわかりやすい。Minimoogより明らかに入口が低い。

Q. 今から実機を買う価値はありますか?

A. チップ問題を理解した上で買うなら価値はある。状態の良い個体は希少になっていくから、価格は上がっても下がらない。「音が好きだけど投資額が怖い」ならRoland Cloudのソフトウェア版で確認してから判断しろ。

Q. 他のシンセと被る音が出ませんか?

A. 出ない。JUNO-106のコーラスは他社の再現が追いついていない。Prophet-5やOberheim OB-Xaとは全然違うキャラクター。「80年代のあの広がる感じ」が欲しいなら代替がない。

Q. ソフトウェア版と実機、音の差はどのくらいですか?

A. 10回ブラインドテストしたら7〜8回は聴き分けられない程度の差。実機の80017Aチップの個体差・経年変化がもたらす「不安定さ」がそのまま味になってる部分を求めるかどうかで判断が変わる。


■ JUNO-106でやめるべき3つの行動

  1. プリセットをそのまま使う(プリセットは出発点。コーラスとフィルターを必ず1回は動かせ。プリセットのまま出すのはもったいない)
  2. コーラスを全パートにかける(コーラスは選択的に使え。全部にかけるとミックスが揺れてまとまらなくなる。ベースにかけるのは禁止)
  3. 実機の状態確認をせずに中古を買う(80017Aチップの動作確認は必須。6ボイス全部の音が出るか確認してから購入しろ。確認させてくれない出品者からは買うな)

■ まとめ

JUNO-106のコーラスとフィルターの使い方を理解すれば、40年間プロが使い続けてきた理由がわかる。

ソフトウェア版16,000円で始めて、「これが欲しい」と確信したら実機を狙え。プリセットじゃなくコーラスIIとフィルターエンベロープを自分で動かせるようになれば、あなたのパッドは別物になる。本気で。

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