作成後のミックスダウンデータをスマホに送るのが面倒くさいのはどうにかならない?
作成している曲をAndroid,iPhone実機でミックス確認するのは,もはや必須の工程になっています。
しかし、毎回ミックスダウンして書き出した曲をスマホに送って確認するのは1,2回なら良いですが、何度も何度も行うと面倒くさいですし、プロジェクトファイルが大きければ書き出すだけでも時間を取られてしまいます。
この問題を解消できるプラグインが見つかりました。
それが「Mix to Mobile」です。
今までの作業工程を簡略化するためにMixChecker Proに代表される「スマホで再生したときのスピーカーシュミレーションプラグイン」というものがありました。
この「Mix to Mobile」の最大の利点は【シュミレーションではなく、スマホの実機のスピーカーを使って聞くこと】ができます!
非常に簡単で使えるプラグインです!
さて、気になる点といえば書き出したデータとプロジェクトで再生したときの音質の違いです。
比較してみましたが、そこまで気になる極端な劣化は無く,「Mix to Mobile」が今までのスマホシュミレーションプラグインが駆逐されてしまう未来が見えましたよ…
Wi-Fiなしでも使える
Wi-Fiなしでもつかます。
Mix to Mobile は、iPhone または iPad を USB ケーブルを使用して Mac に直接接続することで、Wi-Fi なしで使用できます。この機能は、最近の iOS/macOS バージョンで利用でき、Wi-Fi 接続が制限されているか利用できない場合に最適なオプションです。直接 USB 接続を使用しても、Mix to Mobile のオーディオ ストリーミング機能の利点を享受できます。
Mix to Mobile 使い方
[1]
Mix to Mobileのプラグインをインストールします。
デモ版30日無料です。
[2]
手持ちのスマホ(iOS,Andorid)にMix to Mobileのモバイルアプリをインストールします。
公式サイトのダウンロードページ |Downloads - Sound on Digital
[3]
DAWのプロジェクトのマスタートラック最終段に「Mix to Mobile sender」を挿します。
(当然ですが個々のトラックに「Mix to Mobile sender」を入れたら、そのトラックの音がスマホへ送られます)
[4]
インストールしたスマホアプリをたちあげておきます。
「Hi there!」の下に動かしているパソコンの名前が表示されます。
これと同じ名前がスマホアプリにも表示されていればOKです。

スマホアプリの画面
[5]
あとはプロジェクトを再生してからスマホアプリの「Start listening」を押すと、
再生を押してから1秒程度経ってからスマホ側のスピーカーで再生されます。
スマホアプリをいれておけば複数台の再生も可能です。
iPhoneとiPad、Andoridのスピーカーを同時に確認することもできます。
Forget The Car Test, It's All About The PHONE Test...
1:28~ あたりから「Mix to Mobile」をテストしている様子がわかります。
「Mix to Mobile」の購入はこちら >>>
価格はUS$39.00。 (2023年ブラックフライデセール$29 )
デモ版30日無料です。
この手の機能はDAWに最初から付いていてくれるとありがたいですね。