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Melody Sauce 3セール!メロディが全く浮かばない人へ。コードから次のフレーズを作る

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コード進行はできた。ドラムもベースも置いた。でも、メロディを入れようとした瞬間に手が止まる……。

最初の2小節は何となく浮かぶのに、8小節へ伸ばすと急に単調になる。別の音を足すとコードから外れて聴こえる。メロディを考えている間に、せっかくの曲の勢いが消えてしまう。作曲中に起きやすい停滞です。

そんな停滞を抜けるための作曲支援ツールが、EVAbeatのMelody Sauce 3です。

まず結論から言うと、Melody Sauce 3は「完成メロディを代わりに作って終わる」ためのプラグインではありません。コード、ベース、メロディの関係を一度に提案し、使える断片を自分の曲へ編集して残すためのMIDI生成ツールです。コード進行を先に作る人、8小節以降でフレーズが続かなくなる人、音楽理論を使いたいのに実際のMIDIへ落とせない人にとって、作曲の初速を上げる強い選択肢になります。

目次

Melody Sauce 3とは何者か

Melody Sauce 3は、DAWの中でメロディ、コード進行、ベースラインを生成し、MIDIとして使える作曲支援プラグインです。

ジャンルやスタイルを選び、生成パッドを押すと、メロディだけでなくコードとベースの関係まで含めたアイデアを作れます。バージョン3では、コード進行の生成、ベースレイヤー、8小節のメロディ生成、ピアノロール編集、既存MIDIコードの読み込みとキー/コード検出が加わりました。

Melody Sauce 3を使う上で重要なのは、生成結果を編集せずに採用する必要がない点です。生成されたメロディのリズムだけ使う。コードだけを残して音色は手持ちのシンセへ差し替える。ベースの動きだけ参考にして、ノートを数個直す。Melody Sauce 3は、白紙から曲を自動生成するツールではなく、止まった8小節へ次の判断材料を出すための道具として使うと価値が見えます。

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メロディが8小節で止まる理由

メロディが続かない原因は、ひらめきが足りないからとは限りません。多くの場合、最初のフレーズに対して「次に何を変えれば展開になるか」という選択肢が少ないことが原因です。

音程だけを変えようとしている

最初の2小節を作ったあと、違う音程を探し始めると、メロディは似た形を繰り返しやすくなります。実際には、リズムを変える、音域を少し上げる、コードの変化へ合わせて着地点を変えるだけでも、フレーズは前へ進みます。

Melody Sauce 3は、メロディだけでなくコードとベースも同時に扱えます。音程の候補を単体で眺めるのではなく、「どのコード上で、どのリズムが鳴るか」を見ながら判断できるため、次のフレーズを作るきっかけを得やすいです。

コード進行とメロディを別々に作っている

コードが決まってからメロディを考えると、コードトーンへ安全に着地するだけのフレーズになりがちです。逆にメロディを先に作ると、後からコードを合わせる段階で迷います。

コード、ベース、メロディを3つの独立した層として扱える設計は、コード先行とメロディ先行を行き来する作業を減らすために役立ちます。コードの動きからメロディを作る。メロディの雰囲気へ合うコードを試す。ベースのリズムを変えて全体のノリを変える。作曲の入口を一つに固定しなくてよくなります。

生成結果を「正解」として扱ってしまう

生成系ツールで起きやすい失敗は、出てきたMIDIを良いか悪いかだけで判断することです。採用か却下かの二択では、アイデアを増やしても制作が進みません。

メロディの最初の2音は使える。リズムは好きだが終止音は変えたい。コード進行は良いが、ベースだけ別の動きにしたい。部分ごとに判断する作り方を前提にすると、生成ツールは自分の作曲を奪う存在ではなくなります。

初心者が最初に押さえておきたい使い方の鉄則

生成する前に、曲の役割を決める

Melody Sauce 3を立ち上げたら、まず「サビの主旋律」「Aメロの隙間を埋める短いフレーズ」「イントロの反復モチーフ」から、1つの役割を決めます。

役割を決めずに生成を続けると、目立つメロディばかりが増えます。ボーカルのある曲で使うなら、主旋律を作るのか、歌の隙間を支えるフレーズを作るのかで、音域とリズムの選び方が変わります。

生成は3回までにして、編集へ入る

候補を無限に出すほど、判断は鈍くなります。まず3つ生成し、最も近い1つを選びます。次にピアノロールでノートを直し、曲のキー、音域、歌詞のリズムへ合わせる。候補選びから編集へ移る流れが基本です。

最初から完璧な案を待たないこと。使える一部分を見つけ、編集で自分の曲へ寄せること。Melody Sauce 3を使う上で大切なのは、生成量ではなく採用後の編集です。

MIDIを別の音源で鳴らして初めて判断する

内蔵サウンドはアイデアを確認するために便利です。ただ、曲の完成形は手持ちのシンセ、ピアノ、ギター、ボーカル音源などで決まります。

生成後はMIDIをDAWへドラッグし、曲の音色で鳴らします。音色を変えた瞬間に良くなるフレーズもあれば、リズムだけ残したくなるフレーズもあります。MIDIとして取り出せる点は、単なるフレーズ集との大きな違いです。

Melody Sauce 3の主要機能

コード進行とベースを含めた3レイヤー生成

Melody Sauce 3は、Melody、Chord、Bassの3レイヤーを扱えます。コード進行は多数の内蔵パターンから生成でき、コードとベースには専用のリズムも用意されています。

メロディだけ作っても曲が動かないとき、コードのリズムを変えるだけで印象が変わる場合があります。ベースがルートを伸ばすだけで平坦なら、リズムの候補を変えるだけでグルーヴが生まれます。3レイヤーを一緒に試せるため、メロディの出来だけでなく、曲全体のノリから判断できます。

8小節のメロディ生成で、フレーズの続きを考えやすい

Melody Sauce 2では4小節だったメロディ生成が、バージョン3では8小節へ拡張されています。

4小節だけだと、ループとしては成立しても、次の展開まで見えないことがあります。8小節あると、前半と後半でリズムを変える、終わりに着地点を作る、コード進行の折り返しへ反応するといった、曲としての流れを確認しやすいです。

「1小節のリフは作れるのに、Aメロやサビまで育たない」という人ほど、8小節単位で候補を見る意味があります。

既存コードMIDIの読み込みとキー/コード検出

すでにDAWでコード進行を作っている場合は、コードのMIDIを読み込み、キーとコードを検出させられます。

既存曲のコードへ合うメロディ候補を出せるため、プロジェクトを最初から作り直す必要はありません。コード先行で作曲する人には特に便利です。自分で作った進行を残したまま、メロディのリズムや音域だけ新しい候補を探せます。

コード理論を理解していても、毎回ゼロからメロディを組み立てるのは別の作業です。コード検出は理論を代行するためではなく、理論を実際のフレーズへつなぐために使えます。

ピアノロールとPhrase Editorで、生成結果を自分の曲へ直せる

生成されたノートは、プラグイン内のピアノロールで編集できます。フレーズの一部だけ直す、ノートを移動する、不要な音を消すといった作業ができます。

さらに、MovementやChord Fitといったコントロールで、メロディの動き方やコードへの寄せ方を調整できます。生成結果に対して細かく手を入れられるため、「生成したら自分の作曲ではない」という違和感を減らしやすいです。

作曲で本当に必要なのは、候補を速く出すことだけではありません。良い候補を自分の曲の文脈へ合わせて直せることです。Melody Sauce 3は編集まで含めて使うと、力を発揮します。

MIDIドラッグ&ドロップで、手持ちの音源へ引き継げる

メロディ、コード、ベースはMIDIとしてDAWへ持ち出せます。生成したノートを、好きなソフトシンセ、ピアノ音源、オーケストラ音源、ハードウェアシンセで鳴らせます。

たとえば、Melody Sauce 3で短いモチーフを出し、ピアノ音源で曲の骨格を確認する。サビでは、太いシンセリードへ差し替える。MIDIを使い回せるため、作曲ツールと音源選びを分けられます。

Melody Sauce 3で曲の続きを作る基本ワークフロー

  1. 止まっている場所を決める
    Aメロの後半、Bメロへのつなぎ、サビ頭、イントロのフックなど、メロディが必要な位置を決めます。
  2. 既存コードがあるならMIDIを読み込む
    自分のコード進行を残したい場合は、コードMIDIを読み込みます。コードがない場合は、ジャンルとスタイルを選び、コード候補から探します。
  3. 3つの候補を生成する
    メロディだけでなく、コードとベースのリズムも聴きます。音程ではなく、曲の流れが前へ進む候補を選びます。
  4. 最も近い候補を1つだけ編集する
    ピアノロールで音域、終止音、音数を曲へ合わせます。歌モノなら、ボーカルのために高域とリズムの隙間を残します。
  5. MIDIをDAWへドラッグし、手持ちの音源で鳴らす
    内蔵サウンドで良くても、曲の音色で合うとは限りません。音源を差し替え、必要ならノートをさらに削ります。
  6. 採用するのはメロディ、コード、ベースのいずれか1つでよい
    3レイヤーを必ず全部使う必要はありません。メロディだけ、ベースのリズムだけ、コードの着地点だけを採用しても、作曲は前進します。

リアルな使用例3パターン

1. コードだけ完成した歌モノのサビ

サビのコード進行をMIDIで読み込み、Melody Sauce 3でメロディ候補を出します。最初から歌詞へ合わせるのではなく、サビ頭で上がるのか、後半で着地するのか、リズムが詰まりすぎていないかを確認します。

採用した候補をボーカル用MIDIへ移し、歌える音域へ直します。生成メロディの全採用ではなく、サビ頭の跳躍、リズム、着地音だけを残して組み直す使い方が実用的です。

2. ビートはあるが、フックがないヒップホップ/R&B

ドラムとベースのループへ、短いメロディモチーフを作ります。3レイヤーをすべて鳴らすより、メロディレイヤーのリズムだけを使い、音色はベル、エレピ、プラックなどへ変えると、余白を残しやすいです。

Movementを控えめにし、同じモチーフを音域だけ変えて返すと、歌やラップを邪魔しないフックになります。メロディを複雑にするより、覚えやすいリズムを見つけるために使うと効果的です。

3. 8小節ループから曲を完成へ進める

ループのコードが決まっているのに先へ進めない場合、同じキーで別の8小節候補を出します。前半のリズムを残して後半の着地だけ変える。ベースの動きを一部だけ採用する。コード進行の最後に違う終止感を作る。小さな差分を加えると、次のセクションへの入口が見えてきます。

曲を一気に完成させようとせず、ループからAメロ、Bメロ、サビへつながる「次の8小節」を作る。Melody Sauce 3は、1セクション分の前進を早くするためのツールです。

Melody Sauce 2から何が変わったのか

Melody Sauce 3は、単にメロディ候補を増やしたアップデートではありません。

  • メロディ生成は4小節から8小節へ広がった
  • コード進行の生成とベースレイヤーが追加された
  • コードとベース用のリズムを選べるようになった
  • 既存コードMIDIの読み込みとキー/コード検出に対応した
  • プラグイン内のピアノロールでノート編集ができるようになった
  • Movement、Chord Fit、スタイルランダマイザーなど、生成後に方向を調整する要素が増えた

Melody Sauce 2はメロディのひらめきを作る用途が中心でした。Melody Sauce 3は、コードからベース、メロディ、編集までをつなげ、曲の断片を作曲の流れへ持ち込む方向へ広がっています。

使ってみて感じたこと

メロディ生成ツールは、使う人の個性を奪うものだと思われがちです。ただ、作曲で本当に時間を失いやすいのは、何もない状態から完璧な1案をひねり出そうとする時間です。

Melody Sauce 3は、候補を出す速度と、候補を直す自由度のバランスが良いと感じます。コードを読ませてからメロディを作る。生成された8小節から2小節だけ残す。ベースのリズムだけを手持ちのシンセへ持ち込む。作曲者が判断する余地が残っています。

──個人的には、メロディが浮かばない人だけでなく、コードは作れるのに曲の続きを作れない人へ向いたツールだと思われます。良いフレーズを自動で受け取るためではなく、次の一手を見つけて自分の曲へ直すために使いたいところです。

メリット・デメリット

Melody Sauce 3のメリット

  • メロディ、コード、ベースを関連付けて試せる
  • 8小節単位のメロディ候補で、フレーズの続きを考えやすい
  • 既存のコードMIDIを読み込み、キーとコードを検出できる
  • 生成後にピアノロールでノートを直せる
  • MIDIをDAWへ持ち出し、手持ちの音源で使える
  • コード理論が苦手でも作曲の出発点を作りやすい

Melody Sauce 3のデメリット

  • 生成結果を編集せずに使うだけでは、自分の曲らしさが出にくい
  • ジャンル、音域、歌詞、アレンジへ合わせた編集は必要
  • 候補を出しすぎると、かえって選択疲れが起きる
  • 細かい和声やメロディの意図を最初からすべて指定したい人には、手打ちのほうが速い場合がある

よくある質問(FAQ)

Melody Sauce 3は音楽理論が分からなくても使えますか?

使えます。ジャンルとスタイルを選び、生成パッドから候補を出せます。一方で、キー、コード、フレーズの着地点を少しずつ意識すると、生成結果を選ぶ精度は上がります。理論を知らない人の入口にもなり、理論を実際のMIDIへ落とす補助にもなります。

生成したメロディを編集せずに商用曲へ使えますか?

生成されたMIDIは自分の制作へ使える設計です。ただし、曲の独自性はノートの編集、音色選び、歌詞、アレンジ、演奏で作る必要があります。生成結果を完成形にするより、出発点として編集して使うほうが安心です。

すでにコード進行を作っている場合にも役立ちますか?

役立ちます。コードMIDIを読み込むと、キーとコードを検出し、読み込んだ進行へ合うメロディ候補を作れます。コード先行の作曲で、メロディだけを後から探したい場面に向いています。

Melody Sauce 3とコード進行生成ツールは何が違いますか?

コード進行だけを出すツールと違い、Melody Sauce 3はメロディとベースを含めた3レイヤーでアイデアを扱えます。コードの正しさだけでなく、メロディのリズムやベースの動きまで同時に確認できる点が特徴です。

生成結果を好きなシンセや音源で鳴らせますか?

鳴らせます。生成したメロディ、コード、ベースをMIDIとしてDAWへドラッグし、手持ちのソフトシンセ、サンプラー、ピアノ音源などへ送れます。Melody Sauce 3はアイデアの生成、音源は音色作りという役割分担ができます。

どんな人におすすめ?

  • コード進行は作れるのに、メロディが8小節で止まりやすい人
  • 曲の続きを作るための候補を短時間で見たい人
  • コード先行の作曲で、メロディとベースの動きを探したい人
  • ヒップホップ、Trap、R&B、Pop、EDM、House、Techno、Latin/Reggaeton系のアイデアを作りたい人
  • 生成結果をMIDIで持ち出し、手持ちの音源と組み合わせたい人

まとめ

Melody Sauce 3は、メロディを作れない人だけのためのツールではありません。コードがあるのに次のフレーズが出ない。8小節ループを曲へ育てられない。理論は分かるのにMIDIへ落とす段階で止まる。そんな作曲の停滞を、候補と編集で前へ進めるためのツールです。

コード、ベース、メロディをまとめて生成し、最も近い候補を自分の曲へ直す。作曲者の役目は、生成結果を受け入れることではなく、曲に必要な要素を選び取ることです。

8小節目で手が止まりやすいなら、次のフレーズを一人でひねり出す前に、Melody Sauce 3でコードに合う候補を数個出してみる。そこから自分のメロディへ編集する流れが、曲を完成へ近づけます。

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