ギター初心者向け!メタルサウンドギターの音作り方法
マーシャル系アンプ
マーシャルは万能タイプで主に中音域が強めにでます。
THEロックギターな音です。
MEGADETHは常にマーシャルで揃えてますね。
他のアンプに比べてマーシャルはEQの幅がせまいことと、
マーシャルアンプのフラット設定を覚えおくことが必要です。
□マーシャルアンプ音の参考例
Far Beyond The Sun/イングヴェイ・マルムスティーン
メサブギー系アンプ
2000年ぐらいから人気が爆発したレクティーファイヤーのサウンドがメタルには気持ちいい塩梅。
マーシャルが広がっていく出音に対して、メサブギーは音の塊がごそっと前に出てくる印象で非常にパワフルかつ存在感があります。
とくに低音弦でのブリッジミュートをしたときのゴンゴンという音は弾いていいて至高の心地よさ。
高音域と低音域がでている代わりに中音域をぐっと下げるいわゆるドンシャリサウンドです。
ダウンチューニング派はこちらに該当するでしょう。
□メサブギー音の参考例
Dream Theater – Pull Me Under (Live At Luna Park)
Diezelアンプ, ENGLアンプ
金銭的に余裕があるのであれば、Diezelアンプ, ENGLアンプといったハイゲインに強い真空管アンプを選択するのがベスト。
デメリットはやっぱり金銭面でしょうか…
その分、サウンドはピカイチなモデルですので一度試奏できる環境であれば試してみてください。
|
|
|
|
Diezelアンプ, ENGLアンプはPlugin Allianceにてアンプシミュレーションプラグインがある他、AmpliTube5でもモデルがあります。


真空管アンプ実機にはかなわないものの、かなり近い音色でシミュレーションされているので
DTMでギター録音しているなら試してみる価値はありますよ。
Plugin AllianceのDiezelアンプシミュレーションを使っている例。
日本ですとBabyMetalのミックスエンジニアをしたJens Bogrenによる解説です。
SEPULTURAの曲を例に説明している動画で、この中にDiezelアンププラグインを使って音を作っているシーンがあります。
Diezelプラグインの前にチューブスクリーマーのプラグインを入れて、低音が膨らみすぎるのをカットしています。
メタル向けピックアップを選ぶ
外部電池を利用したアクティブピックアップを使うことでも大きくメタル風サウンドに変化させることが可能。
使っているギターの音が物足りないと思ったときはピックアップを疑ってみましょう。
アクティブピックアップといえばEMG。
EMG81,EMG85のセットに変えただけでメタルサウンドになります。ホント。
こんな紹介ですが、EMGはメタル以外でも使えます。
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) のBlackouts(AHB-1b Black)もアクティブピックアップとして人気があります。
EMG 81 vs Seymour Duncan Blackout AHB-1 – Metal
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / AHB-1b Black
ピックの選び方
ピックは使い慣れたもので良いでしょう。
弾き方にもよりますが、1mm以上の硬めのピックを選ぶと粒立ちが揃えやすくなります。
JAZZIII やポール・ギルバートモデルのピックなどが定番ですね。
最近はウルテムなど。個人的にウルテムは擦れる音が気になるのですが弾きやすさは抜群です。
BPM180〜の非常に速いスラッシュ・メタルのような刻みをする場合には、0.6mm〜0.8mmの薄めのピックを使うことでコンプレッサーがかかったような粘っこいグループ感の演奏ができます。
薄いピックを使うことでHigh帯域がきれいに出ることもあり相性が良いようです。
自分にあったピックを探してみましょう。
Animals as Leaders のトシン・アバシモデルのピックは0.6mmで非常に薄いものですが、
ピック音のバチバチとなる音が重めのサウンドにバッチリはまります。
薄めのピックを使うとサウンドが明るくなりますので、EQの微調整が必要です。










コメントはこちら