Taylor T5(テイラーT5) 雅-MIYAVI-が使用していたギターで人気のエレアコモデル
Taylor T5(テイラーT5)は、歌いながらスラップなどの高難度技術で演奏するパーカッシブなギタリスト「雅-MIYAVI-」が使用していることで人気のエレアコモデル。
雅-MIYAVI-(ミヤビ)氏といえば,ベースではなく「エレアコ」を持ってチョッパー奏法を使った激しいダンサブルサウンドが特徴的。
2014年紅白歌合戦にも出場していて、気になっていた人もいるはず。
最近はフェンダーのテレキャスターに持ち替えてしまいましたが、アコギでチョッパーをバチバチとリズミカルに鳴らしていく姿は
非常に新鮮で「ギターでもこんなことができるのか!」と思わせてくれるアーティストでした。
その雅-MIYAVI-氏の使用で人気が出たエレアコモデルが「Taylor T5(テイラーT5)」です。
■Miyavi “Whats My Name?” – NAMM 2013 with Taylor Guitars
Taylorギターについて
「アコースティックメーカーが作成したエレキギター」の名前をもつTaylor T5(テイラーT5) 。
Taylor T5はThinline 5-wayの意味で、 テイラーギターは、1974年にボブ・テイラーとカート・リスタグの2人によって創立されたエル・カホン(El Cajon)にあるギターメーカーです。
Taylor Guitars | Quality Guitars
海外では様々なアーティストが利用していて日本でもコブクロ、雅-miyavi-、小沼ようすけ、押尾コータローなど実力アーティストが利用しています。
Taylor T5はアコースティックギターでありながらエレキギターを弾いている感覚で演奏が可能。
何と言っても、2.35inch(6cm弱)の薄めのボディー・チョーキングしやすいテンション感が特徴です。
エレキギターからアコースティックギターへ持ち替えたときの違和感は慣れるまで相当なストレスになりますし、
同じギターという楽器カテゴリとして扱われていたも全く別の楽器ですので、自身のギタープレイスタイルにも影響がでます。
エレアコですのでボディにはピックアップが備え付けてあり、ピックアップから音を拾って電気信号へ変えます。
Taylor T5のピックアップはフロント、ボディ、リアに3つ搭載。
ボディー横にピックアップセレクターがあり、5種類の音色をコントロール可能と多彩なサウンドメイクが可能。
1:フロント+ボディ
2:フロント
3:リア
4:フロント+リアシングル
5:フロント+リアハムバッキング
ボリュームとトーンコントロールノブはボディ上部につけられていて、トーンはTreble&Bassの調整が可能。
一般小売価格:420,000円となかなか手が出ない価格帯。
カラーリングタイプはいくつか種類が用意されています。
Top:フィギュアード・メイプル
Side:サペリ
Back:サペリ
NECK:トロピカル・アメリカン・マホガニー
指板:エボニー
デザインタイプも幾つか用意されていて、
・T5には標準タイプのT5 standard,
・フィンガーボードのインレイが目立つT5,Cutsom,
・オバンコール材をトップに使ったT5 Classic,
・12弦モデルのT5 12-Stringがあります。
Taylor T5 サウンドサンプル
ピックアップセレクターを切り替えて5種類のサウンドタイプを試しています。
Taylor T5 Guitar Series Demo
アコギのサウンドを出していたと思ったらエレキギターのサウンドもばっちりでるハイブリットサウンド。
雅-MIYAVI-サウンドをめざしていくにはスラップの技術取得が必須。
ギター本体もTaylor T5のような弾きやすいものを選んでいくとよりサウンドが近づいていくでしょう。
パーカッシブな超絶アコースティックギターテクニックで人気の雅-MIYAVI-氏は
黒いモデルT5-C1を利用。黒カラーはなかなか手に入れにくいようですが、
別カラーのモデルは店鋪にある場合があり、見かけた際には手にとって試してみたいものです。
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