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ギターFコードのセーハが難しくてできないときの弾き方とコツ

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初心者向けの教本だとギターのコードを押さえるところが最初の山場です。
その中でもギターを初めて挫折する項目の一つに「Fコード」が押さえられないというものがあり、ここでギターを辞めていく人と続けていく人とが別れる分岐点になっています。

せっかく始めたギターですので、挫折せず続けていくためのFコードを押さえるときのコツについてご紹介します。

目次

コードとは

まずコードとはなんでしょう?
雰囲気さえやんわりわかっていれば初歩段階で音楽理論を勉強する必要はないので大雑把な説明をしていきます。

3つ以上の高さが異なった音が同時に響く音を「和音」と呼びます。

「和音=コード」で覚えておくと大丈夫です。

重なった音の構成音でコードの名称が変わります。
最初に押さえるであろうCコードの構成音は「C,E,G」の3つから,今回主題にしている「Fコード」の構成音は「F,A,C」の3つからできています。
「F,A,C」の3つの音を同時にならせばFコードを弾いたことになります。

教本でよく見るFコードのダイヤグラムは分解して見ると、構成音が「F,A,C」の3つしかないことに気が付きます。

鳴らしている音は「F,A,C」なんですが、高さの異なった音が重なっているわけです。

Fコードの構成音

このFコードが難しいのは1フレット部分を人差し指で6本分の弦全部を押さえる点にあります。
この1本の指で同じフレット上の音を複数押さえるテクニックをギター用語では「バレー(もしくはセーハ)」と呼びます。

Fコードを鳴らすためには「F,A,C」の3つの音が鳴っていればFコードが成立します。
このダイヤグラムにある人差し指でのバレーは超初心者の段階では必須ではないです。

そのうちできれば良いぐらいに軽い気持ちで取り組んでいれば大丈夫。
でもバレーはテクニックとしては必要になってくるので、ギターに慣れてきたころに気がつくと押さえられてる事が多いです。

私の場合はアコースティックギターから初めたため、教本とにらめっこしてFコードが鳴るまで1ヶ月かかりました。
その間他の練習はしてなかったのであまり効率はよくなかったですね。

Fコードの押さえ方を覚える

よく見るFコードのダイヤグラム上は6本の弦すべてで音を鳴らす押さえ方です。
Fコードを弾くには「F,A,C」の3つの音が慣れば良いわけなので、同じ音程の音は片方省略して良いことになります。

ここからはFコードの様々な押さえ方を説明します。

パワーコード

コードの押さえ方の中ではパワーコードと呼ばれるものがあり、音楽理論の説明としてはパワーコードはメジャーコードもしくはマイナーコードの第3音を省略したものとされています。コードは第3音で音の印象が変わり、第3音を省いたパワーコードは力強い安定した印象の音が鳴ります。

Fのパワーコードの場合、構成音が「F,C」の2つの音を出すとFコードの代わりとして使ってもそれほど違和感なく演奏ができます。

Fのパワーコードを鳴らすときには「6弦の1フレットのF」と「5弦の3フレットのC」の2つだけを鳴らせばOKです。
1〜4弦は弾きません。

押さえ方も簡単なので最初にパワーコードを覚えましょう!
初心者は演奏を楽しんでなんぼです。

またギターのチューニングの構成から、パワーコードは同じ指の形でフレットを左右にずらしていくと他のコードが弾ける利点もあります。

Fパワーコード

4弦の3フレットの音もFなので、このF音を足したパワーコードも勿論ありです。
押さえる音と使う指が増えるのでちょっと難易度が上がります。

Fパワーコード2

自分目線でパワーコードを押さえた時はこんな感じです。

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4弦ルートのF(3本の弦をつかうパターン)

音楽理論の話を少し追加します。
コードの1番下に来る音を「ルート(根音)」と呼びます。根っこの音と書きます。1番下に来るからルート(Root:根)です。

4弦ルートのFと言われたら、4弦の3フレットのF、3弦2フレットのA,2弦1フレットのCを押さえてFコードの構成音「F,A,C」を押さえます。

この場合には1,5,6弦は弾きません。

ダイヤグラムを見ると最初のFコードのダイヤグラムで1,5、6弦を消した状態と同じですね。

4弦ルートのF(3本の弦をつかうパターン)

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4弦ルートのF(4本の弦をつかうパターン)

3本の弦をつかうパターンに1弦1フレットのFを追加します。
この場合には5,6弦は弾きません。

弦ルートのF(4本の弦をつかうパターン)

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バレーコードに挑戦

バレーコードにはコツがいくつかあります。
最初のうちは人差し指で1フレットを押さえたら「音が確実に出てるのか一本ずつ鳴らしていく」ことを試します。

鳴らないパターン

初心者のうちは指板が見るためギターを抱え込むようにして持ってしまいがちです。
こうすると親指がネック上へのぼってきて人差し指で弦を挟むのが難しくなります。
親指はネックを半分にしたときの中間点あたりで固定します。

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鳴らせるフォーム

親指はもちあげないこと。
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左肘を自分の体へ向けて、ギターヘッド側へ人差し指を傾けると人差し指の側面に力がくわえられて
音がなりやすくなります。

手と肘の向きはこんなかんじ。
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中指を人差し指へほんの触れる程度軽く乗せると、中指の重みも加わりより鳴りやすくできます。

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人差し指と親指の付け根にある筋肉が発達すると、抑える力が付くので
手が空いたときに親指で人差し指指をおさえつける訓練も有効です。

どうしてもできないときには、弦のゲージを細くする手段もあります。
弦のゲージは出音に影響するので、太い弦を使いたい場合にはコツをつかむまでは細い物を使うというのもありです。

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