「United Plugins Dropkick」レビュー!kick音を強化するプラグイン!




United Plugins Dropkickはこんな人におすすめ
・キックの音にこだわりたい人
2024/1月新作プラグイン!
United Pluginsから「Dropkick」が登場しました。
「Dropkick」はキック音を作り上げるときに必要なエフェクトを一つにまとめているもので、8つのプロセッサーを備えたキック音作成ツールキット。
EDM、ドラムンベース、テクノ、トラップ、ハウスなど、エレクトロを作曲するプロデューサーが使いやすいように複数のジャンルをまたいでも使える内容になっています。
United Plugins Dropkick のサンプル動画
United Plugins Dropkick レビュー
pluginboutiqueでのカテゴリ名がドラムマシンになっていますが、Dropkickはキック音作成のためのマルチエフェクトのため単体では音はでません。
キックのサンプルを貼り付けたオーディオトラックもしくはドラムのインストルメントトラックにDropkickを適応することになります。

メインセクションの「PHASE」「POWER」が目に付きます。
この2つはエフェクト量を調整するノブ。
PHASEはアナログモデルのオールパスフィルターを使用して、低い周波数をオフセットするフィルター。
PHASE下にあるWARPで周波数帯を指定できます。
POWERはハイパスフィルターを使用してローエンドを強調+少しレゾナンスを追加してパワフルな音にします。
POWER下にあるRESOで周波数帯を指定できます。

右側のセクションでは
- Fire
- Over
- Snap
- Clean
- Damp
- Trim
の6つの項目でキックの音を作っていく他、アウトプットセクションでは3タイプのリミッターを選んで倍音を追加し歪ませることができます。
どのノブを回すとどんな音の要素が強調されるのか?を覚える必要がありますが、覚えてしまえば使い勝手のよいプラグインになります。
「Dropkick」単体ではキックのピッチは変えられないのでこの点は注意が必要です。なおオートゲイン機能はついていません。
プリセットウィンドウのクリック可能な矢印の範囲が狭くて少しストレスですが、
この細かい点は今後のアップデートでそのうち解消されるでしょう。
他のキック用プラグイン
キックの音を作り込んでいけるマルチエフェクトプラグインは他にもあり、
W.A Production KickShaper、
Plugins That Knock
などがあります。
機能の多機能さでは「Dropkick」が一番多いです。
これ以上を求めるならキックシンセサイザーを用意したほうが良いですね。


キックの音は曲の土台を支える要素になるので、積極的にこだわって作っていきたい音の要素です。
自分にあった使いやすいプラグインを愛用しましょう!
使い方
PHASE
アナログモデルのオールパスフィルターを使用して、低い周波数をオフセットします。これは、トランジェントの特性を形成し、ピークレベルを下げるために使用されます。この概念は新しいものではありません。しかし、Dropkick はアナログ モデリングのフィルターを使用することでそれをワンランク上げ、非常にスムーズなトランジションと少しの追加の暖かさを実現する非線形性を生み出します。Dropkick の他のプロセッサーと同様、これらのフィルターはキックドラムで適切に動作し、スイートスポットに素早く到達できるように微調整されています。
POWER
ハイパスフィルターを使用してローエンドを強調するのは直感に反するように思えます。ただし、このテクニックはプロのサウンド デザイナーやミキシング エンジニアによって長年使用されてきました。フィルターの周波数を基本周波数に設定し、少しレゾナンスを追加すると、低音がブーストされるだけでなく、不要なサブハーモニクスも除去されます。ドロップキックは、その外科的ピークが単一の周波数で共鳴できるため、このテクニックを次のレベルに引き上げます。これにより、基礎の強化と拡張が可能になります。
FIRE
音響心理学技術を使用してキックの音を強化します。ローエンドは再合成され、倍音的に強調されます。これらの高調波は分離され、元の低音とブレンドされてパワーが追加され、小型のスピーカーでより適切に変換されます。中周波数と高周波数はアナログモデルの飽和で処理され、暖かさと明るさが追加されます。|
Over
キック用に微調整された「オーバーザトップ」圧縮技術に基づいたダイナミクスプロセッサーです。ローエンドのダイナミクスを安定させながら、ハイエンドのディテールを引き出し、中音域を飼いならします。
Snap
高度なトランジェントプロセッサーを使用して、キックのアタックとパンチを強化します。ほとんどのトランジェントシェイパーは単にトランジェントのレベルをブーストするだけですが、SNAP は周波数成分に基づいてアタックステージを動的に形成し、キック用に微調整されます。中音域は減衰ステージを穏やかにスクープしますが、高周波トランジェントは飽和します。このテクニックは、ピークレベルの上昇を最小限に抑えながら最大のパンチを提供し、ミックスを切り抜けるキックをサポートします。
Clean
箱っぽさや濁りを動的に除去します。問題の周波数が存在する場合にのみ、問題の周波数を検出して抑制します。また、サブコンテンツからサイドコンテンツも削除されます。これらすべてが貴重なヘッドルームを解放し、キックがミックス内でより適切に変換されるようにします。
Damp
トランジェントを通過させながら、より高い周波数を段階的に除去します。エンベロープで変調されたアナログ モデルのローパス フィルターを使用します。これはキックのサウンド デザインと合成に使用される一般的なテクニックですが、ここではエフェクトとして利用でき、キックの周波数成分を再形成することができます。
Trim
キックテールの長さを短くしてタイトに保ち、ブーミーさを防ぎます。キックの長さとベースのダッキングの間の適切なバランスを見つけることは非常に重要ですが、完璧なローエンドを得るには多くの場合時間がかかります。短すぎるとキックのパワーが失われ、長すぎるとブーミーになり低音が食い込んでしまいます。DAW ツールを使用してキックの長さを手動で変更するのではなく、リアルタイムで聞きながら、完璧なバランスが得られるまで 1 つのノブを調整するだけです。
United Plugins Dropkickの買い方
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