「StudioOne4」が登場。モダン・メソッドを取り込んだメジャーアップデート。DTMがますます捗る

2018年5月23日　DAWの「StudioOne」のメジャーアップデート版「StudioOne4」の日本語版が発表されました。
新機能を多数搭載してますます多機能になりました。

海外版はすでに販売されているのでYoutubeでは紹介動画がいくつか確認できます。

StudioOneとは

StudioOneはPreSonusによって開発されているDTMで使うツールDAW（Digital Audio Workstation）の一つです。
DTMで作曲や打ち込みをしていくにはDAWが必須。

有名所ではCubaseやLogic,Protoolsがあります。

Cubaseや Logicと言った人気のDAWにシェアは負けていますが、
ソフトの使いやすさ、動作の軽さに定評がありユーザーが増えています。
期限なしで無料で使える「Studio One Prime」でもある程度の機能がつかえStudio Oneを体験できるようになっています。

フル機能が使える「StudioOne4 Professional」は30日間は無料で使えます。

StudioOne4で追加された機能

コードトラック＆ハーモニー編集

・リアルタイムコード処理＆直感的なコードセレクター
・MIDIでリアルタイムにコード変更
・コードマップからコード適用
・ユーザー定義可能名調号
・オーディオのハーモニー編集
・プレイバックとリハーモナイズの完全なコントロール

Sample one XT

・サンプラーの新しいバージョン
・20以上の新機能と改善
・録音ページでライブサンプリング
・入力、センド、出力から自在にサンプリング
・ドラッグ＆ドロップ統合
・オートスライスで調整可能なサンプル生成
・リアルタイムでのタイムストレッチ

Impact XT

「Impact」はStudioOneのドラムサンプラー。
使いやすさとわかりやすいインターフェイスが秀逸でしたが。
StudioOne4では「Impact」が「Impact XT」としてバージョンアップ。

20以上の新機能を搭載しImpactとの下位互換も完璧です。

・ループ＆サンプルの柔軟なアレンジ
・ビート＆ループ環　境のアップグレード
・8バンクのドラムパッド
・各サンプルの独立した編集

ドラムエディター

・ドラム編集のための新しい表示
・ベロシティやピッチでの表示切り替え
・Impact XTとタイトに統合
・ドラムマップに対応

ドラム＆メロディックパターン

・パターン機能が登場
・パターンスタイルでのステップ入力とアレンジ
・ドラムとメロディックモード

AAFファイル形式のサポート

・クロスプラットフォームでのファイルエクスチェンジ

ARA 2.0に対応

Melodyneとのシームレスな統合を可能とする独自のAudio Random Access（ARA）仕様を開発
ARA 2.0は近日対応予定

StudioOne4の買い方

スタンドアローン版

StudioOneは3つのグレードに開かれています。
全機能が使える「Studio One Professional」
ミドルレンジの「Studio One Artist」
入門機の「Studio One Prime」

Protoolsとは異なりサブスクリプションモデルではないので「買い切り」なのが特徴です。

また学生/教職員向けに「Studio Oneアカデミック版」があります。
アカデミック版は45%安くなるのでかなりお得です。

クロスグレード版

クロスグレード対象DAWソフトウェアであれば、StudioOneにもクロスグレード版が用意されています。
他社のDAWから乗り換える場合にはクロスグレード版が便利です。

□クロスグレード対象DAW
Ableton Live
Adobe Audition
Apple Logic
Avid Pro Tools
Bitwig Studio
Image-Line FL Studio
Internet ABILITY
Internet Singer Song Writer
Magix ACID
Magix Samplitude
Magix Sequoia
MOTU Digital Performer
PreSonus Notion
Propellerhead Reason
Steinberg Cubase
Steinberg Nuendo
TASCAM Sonar

バージョンアップ/アップグレード版

旧Studio Oneのバージョンからアップデート版があります。

StudioOne4 Primeの公開はいつ？

無料版アカウントである「StudioOne4 Prime」はまだリリースされていません。
2018年6〜7月を予定されています。