「Sonible true:balance/true:level」セール!曲の周波数帯域、ラウドネスチェックをするプラグイン
「Sonible true:balance/true:level」はこんな人におすすめ
・見やすいメータープラグインが欲しい人
・見やすいスペアナが欲しい人
Sonibleのtrueシリーズがリリース
・Spectral Analysisの「true:balance」
・メーターリングツールの「true:level」
の2タイプがあり、それぞれ個別販売されているほか、2つがセットになったバンドル版があります。
The Metering Bundle by sonible – true:balance and true:level
sonible true:balance
「sonible true:balance」の機能はiZotope Tonal Balance Control 2にかなり近くより発展させたプラグインです。
左上に表示される「Spectral Reference」から作っている音楽ジャンルを選び、Reference Traksではリファレンス用のオーディオデータを最大8個まで保管します。
選択したリファレンスに関連するレベル値 (低域、中域、高域) とステレオ幅と相関値を表示する機能があり(スペアナ上の中間部分)
リファレンスとの帯域ごとの音量差を±で表示してくれます。
スペアナ部分ではリファレンスに選択したジャンルのデータが白いゾーンとして表示され
現在作成中の曲をリファレンスゾーンに近づけていくことで、そのジャンルらしい周波数帯域を完成させることができます。
「Balance Check」のボタンを押すことでリファレンスとの許容差がどれくらいずれているのかを確認できます。
また低域のMono Check機能が付いていてリファレンスのチェックをより機械的に厳しく正確にできるようになっています。
iZotope Ozone10のようにトーンキャプチャで合わせるのが嫌な人、
自分で詰めていきたい人にとってのものさしになってくれるプラグインです。
Focus on spectral balance and mono compatibility with true:balance | sonible
sonible true:balance レビュー
「true:balance」「true:level」 どちらにも当てはまるのですが、ラウドネスメーター上にある【チェックボタン】がとても便利。
遠足のしおりに書いてある持っていくものリストの大事さをミキシングで実感します。
チェックボタンを押すと帯域ごとにどれくらいリファレンスへ近い状態になっているのか?がチェックマークで表記されます。
グリーンが表示されればOK!
もちろんリファレンスに寄せすぎにしたくないときは自分でEQをつかって調整していけば良いわけです。
これが不思議なもので、チェックマークがグリーンになるように調整していくと「ああこの感じだよね」としっくり収まるので合格点のミキシング状態まで持っていけます。
ミキシング・マスタリングに自信がない場合はNeutron,Ozoneを先に実行して、「true:balance」「true:level」のチェック機能で補正していけば
プロっぽい音源のクオリティまで持っていけると感じさせられるポテンシャルがあります。
下の画像のアラートは
「ラウドネス、ダイナミクス」は良い感じ!
HighのPeakレベルが高すぎるかもね!
という状態のアラートです。
true:balance のReference target
true:balance のReference targetジャンルは以下になっています。
- Universal
- Acoustic
- Classical
- Country
- Electronic
- Func
- Hip Hop
- Jazz
- Latin
- Metal
- Podcast
- Pop
- R & B
- Rock
- Speech High
- Speech Low
初期状態のプロファイル以外で【特定曲をリファレンスにしたい】場合はmp3等の形式でファイルをつくってReference Tracksへアップします。
Reference Tracksは「+」ボタンを押すとファイル選択画面になります。
「true:balance」がミキシングをジャッジしてくれる相手になってくれます。
sonible true:level
Zone in on loudness and dynamics with true:level | sonible
「sonible true:level」はメーターリングプラグイン。
「 true:level」も他のSonibleプラグイン同様にリファレンスの音楽ジャンルの選択を行って
リファレンスに近い値を目指すという使い方になります。
リファレンス対象のwavを登録してダイナミクス値の違いを確認していく流れです。
マスタリングの最終チェック時に使いたいプラグインで、Level Checkのボタンを押すと選択したSpotify等の音楽を流すターゲットに合わせて音量レベルのチェックが行われます。
Measure loudness and dynamics with true:level | sonible
sonible true:level レビュー
こちらもtrue:blacne同様にチェックリストがあります。
Loudness,Dynamics,Peakにあわせてチェックをし、グリーンマークがでるまで調整していくと良い曲の仕上がり状態にできるという仕組み
似たような機能のあるツールで「Mastering The Mix EXPOSE 2」がありますが、
EXPOSEよりは「true:level」のほうが見やすくお手軽な印象を受けました。
配信先と音楽ジャンルカテゴリのプロファイルが用意されているのはかなりの強みですね。
Reference Trackを用意すると「Ref.Tracks」の表記に変わります。
sonible true:level Loudness Referece item
(音声向け)
- AES/EBU Streaming
- Amazon Music
- Apple Music
- Apple Podcast
- Deezer
- iTunes
- Pandora
- SoundCloud
- Spotify
- Tidal
- Tidal Quiet
(映像向け)
- YouTube
- AGCOM 219/09/CSP
- ATSC A/85
- EBU R128
- EBU R128 s3
- GY/T 282-2014
- HBO
- Netflix
- TR-B32
- Universal
- Speech
- Acoustic
- Classical
- Country
- Electronic | Bass Music
- Electronic | EDM
- Electronic | Experimental
- Electronic | House
- Electronic | Techno
- Funck
- Hip Hop | Boom Bap
- Hip Hop | Contemporary
- Hip Hop | Golden Era
- Jazz
- Latin
- Metal
- Pop | 90s
- Pop | 00s
- Pop | 10s
- Pop | k-Pop
- Pop | Latin Pop
- R & B
- Rock | Alternative
- Rock | Classic Rock
- Rock | Punk
単純ですが音量の目標値が目で見て確認できるのが、非常にわかりやすくて素晴らしい。
「true:balance/ true:level」の買い方
true:balance/ true:levelを購入するなら「Plugin Boutique」がお得に買い物できます。
定期的に変わる購入時のおまけプラグインがもらえる他、サイト内で使えるバーチャルキャッシュ(ポイントみたいなもの)がためていけます。
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