「Cinesamples Orchestral Chords」セール・レビュー!デモ・モックアップにオーケストラの音を入れられる音源
Cinesamples Orchestral Chords はこんな人におすすめ
・
オーケストラ編成の音源が欲しい人
美しいフルオーケストラのコードを簡単に再現
「Orchestral Chords 」はオーケストラ編成の音を簡単に打ち込みできる音源。
- Low Chords,
- Tutti Chords,
- Tutti Octaves
- Vivaldi Tremolo
の4パッチを収録
Orchestral Chords レビュー
Orchestral Chordsを鳴らしてみて、
「いや〜Cinesamplesすごいね」
と、Cinesamples音源の音の良さを再認識させられた音源です。
質感がとても良い音源で映画音楽を耳元で聞いているような音質でオーケストラ編成のコードが鳴ります。
オーケストラで使われている個々の楽器は指定できないのでこの点は注意です。
メジャー、マイナーでキーマッピングが分かれていて、展開型のコードを選ぶこともできます。
基本的にはデモ・モックアップを作る時用途の音源を想定しているようで、きっちりと音符を指定したコードを鳴らしたい人にはこの音源は合わないです。
思い描いていたコード進行上にオーケストラ編成のコードを重ねることで、デモ音源に壮大さや雄大さを作っている音に反映できるといったコンセプト。
トゥッティ(Tutti:オーケストラの様々な楽器が同時で音を鳴らす奏法)ではスタッカートの長さを調整したりマルカートの指定ができるため
音のインパクトを調整できます。
Low Chords
低域のLowアンサンブルコードを鳴らすパッチ。
ルートコード(Cの場合, C⇒E⇒Gの順)と3度,5度、ルートの順で重なる第一転回形(Cの場合, E⇒G⇒Cの順)の2パターンを選べます。
左2つがメジャーコード、右2つがマイナーコードのキーマッピングになっています。
Tutti Chords
サスティーンが鳴るかスタッカートが鳴るかはベロシティで判別されます。
マルカートのスイッチでキーマッピングの色が変化。
メジャー・マイナー・メジャー7thの3パターンと
同じ区分でマルカートが用意されています。
Tutti Octaves
Tutti Chordsと異なりオクターブのみが鳴るパッチ
青のキーマッピングがマルカート、黄色がスタッカート&サスティーンです。
Vivaldi Tremolo
同じ音を小刻みに弾き続けるトレモロパッチ
単純で使いやすいシンプルな音源となっていて、複雑で読み込むのが重いオーケストラ音源だと立ち上がるまでに時間がかかりモチベーションが下がることがあるのでOrchestral Chords のような軽い音源で迫力が出せると作曲へのモチベーションが上がりやすくなるはずです。
複雑な和音は鳴らせないけど、生オーケストラの音を重ねて厚みを出したいときに使える音源。
手軽にオーケストラの音を入れてみたい人は要チェク!
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