『BEATSURFING Beatfader』レビュー!
BEATSURFING Beatfader はこんな人におすすめ
・ビートメイクを直感的にやりたい人
BEATSURFINGがまたまたユニークな音源をリリース。
まずはこちらの動画を一度見てみてください。
ビートメイクしている動画ですね。
迫力あるビートが鳴り響くとてもカッコいいパフォーマンスの動画ですが、
プラグインの説明としてはさっぱりよくわからないと感じるはずです。
最初はMIDIコントローラーと連携させるドラムキットなのかな?と思っていたのですが、
蓋を開けてみたら全然違っていました。
Beatfaderはフェーダーだけでビートメイクができちゃうプラグインです。
フェーダーだけでビートメイクできる直感的プラグイン
画面下にある横向きのフェーダー。
左端にするとキック、右端にするとスネアがなるように設定されていて、
縦のメモリがそれぞれのドラムキットの音が入っています。
フェーダーを動かしながら、合計8つの音でビートメイクしていくという
前代未聞なグルーブボックスプラグインなんです。
上の画像の場合ですが、プリセット8のTrigoilを使っています。
この場合、 Kick / Snare / Clap / Hatelec / Shak / Clap2 / Hat / Emptyと8トラック用意されていて、
左端にフェーダーを持っていくとKickが鳴り、
左から2番めの縦線の位置にフェーダーを持っていくとSnareが鳴ります。
左端キック、右端スネアはどのプリセットキットも固定です。
まったく意味がわからんという人は公式サイトBeatfaderページの中央にデモがあるのでフェーダーを動かしてみてください。
なんとなく理解ができるはずです。
beatfader – BEATSURFING VSTs
BEATSURFING Beatfader レビュー
ちょっとビックリな音が鳴る仕組み。
8つの音が設定されているドラムキットをフェーダーで鳴らす仕組みになっていて
割り当てられている音はプリセットで切り替えが可能です。
鳴らした音はクオンタイズ設定で音符配置が自動調整されるので
クオンタイズ設定さえ理解できればまったくリズム感がなくても大丈夫!
左右にフェーダーを動かすだけでビートメイクが出来上がります。
めっちゃ簡単ですよね。
フェーダーの幅や配置は微調整ができます。
Spreadで幅を、SKEWで右寄せと左寄せを決められます。
加えて「ダイナミックライブルーピング」の機能がついていて、
最後に演奏した小節がループし、すぐに上書きしてユニークなループ演奏を作ることができます。
ループをONにすると、フェーダーを動かしてつくったビートを再生し続けられます。
もう一度フェーダーを操作してビートを作ると上書きされて、上書きされた内容が再生するといった流れ。
またシェイカーが鳴るようになっています。
シェイカーは方向を変えると音を鳴らします。好みに合わせて感度を調整できます。左または右に移動するとノートが再生され、キックまたはスネアに応じて他のノートがトランスポーズされます。
メインで動かすのはフェーダーだけなので、MIDIキーボードのモジュレーション・ホイールで対応可能です。
しかし、BEATSURFINGの公式動画のようなビートメイクプレイをするのであれば、パッドやコントローラーノブが多数あるMIDIコントローラーは断然合ったほうが良いです。
サンプルサウンド
■Beatfeder Preset8 Trigoil
■Beatfeder Preset10 Voidance
■Beatfeder Preset18 Vibrasect
■Beatfeder Preset22 Enigmatick
デメリット
一応改善してほしいなと思う点もあります。
まずはプリセット以外のドラムキットの組み合わせが作れない点。
キットの音を変更する手段がないのでオリジナルドラムキットは作れません。
プリセットが32個ありますが、並び順を
またMIDI Learnの機能がプラグイン側についていないので、各コントローラーの設定がめんどくさい。
Beatfaderのノブ数に対応しているMIDIコントローラーがあれば良いのですが、持っていない場合にはDAWの設定で一つ一つ行う必要があります。
上記は「Beatfader Ver.1.0.1」の内容なので、今後のアップデートで対応される可能性はあります。
・普通のビートメイクの手法に飽きた人
・直感的にビートメイクしてみたい人
感性をくすぐられるビートメイクプラグインです。
サウンドも作り込まれた迫力ある音が鳴らせます。
そんでもってこのプラグイン価格設定がめちゃくちゃ安いのも驚きです。(イントロセール時3,000円以下!)
MIDIコントローラーが一切無いオートメーションを手動で設定していくことになるため非効率です。
明らかにMIDIコントローラーがある前提での導入プラグインではありますが、初期投資額はとても少なくすみます。
BEATSURFING Beatfader の使い方
フェーダーの設定
KORGのmicroKEY Airについているモジュレーションホイールをフェーダーに割り当てる方法です
使ったDAWはStudioOne5
[1] 外部MIDIコンを設定
画面左上にあるコントロールから「microKEY Air」を選びます。
無い場合はデバイスの追加から登録をします。(名前はユーザーが決めるのでMIDIコントローラーを判別できればなんでもよい)
[2] MIDI LEARNさせるホイールを設定
「microKEY Air」を選択すると外部デバイスの画面が開きます。
「MIDI LEARN」のボタンをおしてモジュレーションホイールを動かします。
CC1のコントロールノブが表示されます。
[3] オートメーションを追加
キー「A」を押してオートメーション画面に切り替えます。
Beatfaderのトラックにオートメーションを追加。
「fader」を選択し、中央の「追加」を押します。
左上のオートメーション情報欄でFaderになっていることを確認したら
左矢印を押してCC1のコントロールノブと連結(アサイン)させます。
この手順でモジュレーションホイールを動かすことでフェーダーを切り替えできます。
オートメーションできる項目
- Fluid
- Stress
- Bleed
- Spike
- Bend
- MatterX
- MatterY
- Instabillity
- Bypass
- MIDI CC
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