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【DV MARK】絶妙な甘いトーンがだせるジャズ・フュージョン系プレイヤー御用達のギターアンプ

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イタリアの「DV MARK」のギターアンプはご存知ですか?
聞いたことがないかもしれませんが、どちらかと言えばベースアンプの方が有名です。

Markbassはリハスタに置いてあることが多いので名前やロゴは見たことがある人も多いハズです。
DV MARKと同じメーカーが生産しています。
Markbass

激しいギタートーンよりも甘いトーンを出すのが得意なギターアンプで、
ジャズ・フュージョン系プレイヤーたちが多く利用しています。

「DV MARK」を使っている代表的なギタリスト

  • グレッグ・ハウ
  • フランク・ギャンバレ
  • エリック・ゲイル
  • キコ・ルーレイロ

グレッグ・ハウはDV MARKのシグネチャーモデルが出ているほど。

DV MARKはフュージョンロックができるほどのハイゲインサウンドまで作り出せるのですが、
マーシャルのような尖った鋭いサウンドにはなりません。

DV MARKはトランジスタアンプではありますが、無機質な感じにはならず
真空管アンプっぽさも再現できる万能アンプです。

DV MARK のアンプヘッドは一貫して小型で持ち運びやすいサイズになっているのがポイントです。
またパワーアンプ部にはMarkbass社独自のパワーアンプである「MPT(Mark Proprietary Technology)」をつかっていて、
このMPTがDV MARK の特徴的なクリーントーンを再現します。

目次

DV MARK について

ギタリストが求める最良のトーンはもちろん軽量化や耐久性をテーマに掲げ、ベースアンプの開発で培ったノウハウを活かし“Markbass”のギターアンプ・セクションとして登場したDV MARKブランド。優れたサウンド・クオリティと細部にこだわる独特なデザイン、精密な設計から製造に至るまで、全ての過程をイタリアの自社工場で行なう徹底ぶりは、マルコ・デ・ヴァージリス社長のポリシーだ。

https://www.pearlgakki.com/dvmark/DVM_MTAMP.php

2021年現在は50W(8Ω)/60W(4Ω)を切り替えて出力できる MICRO 60 シリーズが販売されています。

DV MARK ( ディーブイマーク ) / MICRO60

DV MARK のアンプヘッドの代表的なモデルです。

50Wの出力と2ch使用+リバーブを搭載。
EQはチャンネル独立しています。

特筆すべきは値段ですね。このサウンドクオリティと持ち運びできるサイズでありながら「41,904円(税込)」
トランジスタアンプだともっとシャリシャリ鳴りそうなものなのですが、
真空管アンプに近い温かみあるギタートーンを再現できるのはDV MARKならでは。

DV MARK ( ディーブイマーク ) / DV MICRO 60 [DVM-MICRO60]

DV MARK ( ディーブイマーク ) / DV MICRO 60 [DVM-MICRO60]

DV MARK ( ディーブイマーク ) / DV LITTLE GH 250 – Greg Howe signature DVM-L250/GH

ベースとなっているのは「MICRO 50 アンプヘッド」のグレッグ・ハウのシグネチャーアンプです。
最大250Wに高出力化されています。
グレッグ・ハウが鳴らしている耳に痛くないクリーミーなディストーションが出せるように改良してあるモデルです。

DV MARK ( ディーブイマーク ) / DV LITTLE GH 250 – Greg Howe signature DVM-L250/GH
の詳細をサウンドハウスで見るにはこちら>>

DV MARK ( ディーブイマーク ) / DV LITTLE GH 250 - Greg Howe signature DVM-L250/GH

DV MARK ( ディーブイマーク ) / DV LITTLE 250 M DVM-L250/M

DV MARK のアンプの中でも最もハイゲインなサウンドが出せるのが「DV Mark DV Little 250 M」

ベースとなっているのは「MICRO 50 アンプヘッド」をジャズ・フュージョンのジャンルではなくHR/HM向けにカスタマイズされているモデルです。
ハイゲインでも耳に痛くないDV MARK のサウンドは健在です。

スラッシュメタルに求められるきめ細かさと粗さが出せるアンプではないので、
ガチガチのメタラーには物足りなさを感じかもしれません。

DV MARK ( ディーブイマーク ) / DV LITTLE 250 M DVM-L250/Mの詳細をサウンドハウスで見るにはこちら>>

DV MARK ( ディーブイマーク ) / DV LITTLE 250 M DVM-L250/M

DV MARK ( ディーブイマーク ) / DV “RAW DAWG” EG

11歳で初めてブルース・コンテストで優勝した、筋金入りの天才黒人ブルースギタリスト
「エリック・ゲイルズ(ERIC GALES)」のシグネチャーモデルです。

エリック・ゲイルズは日本だとそれほど知名度がありませんが、ブルースのスーパープレイヤーです。
左利きで黒人ギタリストということもあり、ジミヘンと良く比較されます。

右利き用のギターを弦を張り替えずに左そのままへもちかえて弾いている不思議なギターの弾き方をします。

エリック・ゲイルズは現在はTwo-Rockのアンプを使っています。

DV MARK のアンプでもプリアンプ部には6205の真空管を使っていることで
ブルースギタリストに必要な温かみあるサウンドを再現します。

パワー部はMPT (Mark Proprietary Technology)。

シングルチャンネル仕様のシンプルな作りになっています。

DV MARK ( ディーブイマーク ) / DV “RAW DAWG” EGの詳細をサウンドハウスで見るにはこちら>>

DV MARK ( ディーブイマーク ) / DV

DV MARK ( ディーブイマーク ) / JAZZ

ジャズをやるなら一台持っておきたいアンプがDV MARKの定番ジャズアンプ「 JAZZ」です。
フルアコ&セミアコをつかって『これぞジャズギターだ!』という甘いトーンを出したい人にピッタリなギターアンプです。

  • 1チャンネル、3-Band EQ、マスター&リバーブ
  • iPodやMP3プレイヤーなどの音楽プレイヤーから音を鳴らせるAUX IN。
  • 深夜の練習に使えるヘッドホンアウト
  • PA卓へ送れるXLR Line Out
  • 内蔵スピーカーのON,OFFスイッチ

これらの仕様は共通でスピーカーサイズが変わってきます。
DV MARKの「JAZZシリーズ」は環境に合わせスピーカーサイズの違うライナップが用意されています。

DV MARK ( ディーブイマーク ) / LITTLE JAZZ

スピーカーサイズを「1×12” DV Mark Custom 」から「 1×8” DV Mark Custom」に抑えて
一回り小さくしたDV MARK ( ディーブイマーク ) / LITTLE JAZZの詳細をサウンドハウスで見るにはこちら>>

自宅で弾く、小さなライブバーで弾くなら「LITTLE JAZZ」を一つ持っていけば十分です。重さ:6.9kg、出力60W(4Ω)/45W(8Ω)と
見た目に反して大音量ですので、パワフルなクリーントーンが再現できます。

LITTLEといってもそれなりの大きさですよ。

DV MARK ( ディーブイマーク ) / LITTLE JAZZ

DV MARK ( ディーブイマーク ) / JAZZ 12

12″スピーカー搭載のモデルで12インチスピーカーから出る音圧が魅力のモデルです。

DV MARK ( ディーブイマーク ) / JAZZ 12
DV MARK ( ディーブイマーク ) / JAZZ 12

DV MARK ( ディーブイマーク ) / JAZZ212

12″スピーカー搭載を2発搭載したモデルがDV MARK ( ディーブイマーク ) / JAZZ212です。

サイズがサイズですので、大きめのライブハウスで活躍するモデル。
Little Jazz/Jazz12に比べるとかなり巨大になりますが
Little Jazz/Jazz12だと他の楽器に音量負けしてしまうときに使いたいモデルです。

DV MARK ( ディーブイマーク ) / JAZZ212 の詳細をサウンドハウスで見るにはこちら class=

DV MARK ( ディーブイマーク ) / MULTIAMP MONO

DV MARKのフラグシップギターアンプ「MULTIAMP」のモノラル出力モデルです。

エフェクター内蔵のオールインワンアンプです。

重さ 4.3kg、2Uラックサイズの小ささでありながら,大音量250W (4Ω)/150W (8Ω)対応のクリーン、クランチ、リードの3ch仕様。
背面にはMIDI、send,returnのFXループ、 Balanced Line Out、Unbalanced Line Out、Ground Liftを備えています。

MULTIAMPは8個のメモリーバンクを備え、それぞれに128個のプリセットを用意しています。
3個のバンクにはファクトリー・プリセット、5個のバンクにはユーザー・プリセットが割り当てられ、
自分で作ったプリセットを保存でき、いつでも呼び出せます。

MULTIAMPにはエフェクターが内蔵されているので大抵のことは再現できます。
アンプモデルやエフェクトを選ぶ「スロット」が用意されていて
8個のスロットを並べていくことで自分のサウンドメイクを行います。
BOSSやZOOMのマルチエフェクターに近い感覚ですね。
ファームウェアのアップデートで、アンプモデルやエフェクト部は追加されます。

□スロットに設定できる内容
NONE:未使用
AMPLIFIER:アンプ(AMP)のモデル
TUBE NINE:チューブ・オーバードライブ
B-DRIVE:ブルース・オーバードライブ
D-PLUS:ディストーション
METAL TONE:メタル・ディストーション
FUZZ RACE:ビンテージ・ファズ
CHR-5:ステレオ・コーラス
WAVE FLANGER
CHORUS PHASER
JC VIBRATO:人気のビブラート
DIGITAL PHASER
REVERB
D-DELAY:デジタル・ディレイ
PATTERN DELAY
THE GATE:ノイズとハムを低減
AMP TREMOLO
RSS COMPRESSOR:自然な効果のコンプレッサー
AUTO WAH
SEND/RETRUN

□3チャンネルに設定できるアンプモデル
TRIPLE 6 CH1
DARKFACE ’65 (US)
RECTO (US) CH1
BASSFACE ’59 (US)
SLODRIVE (US)
XTC CH1

作ったプリセットはSDカードに保存できるほか、
SDカードからのインポートもできるので、他人のMULTIAMP MONOをつかって自分のサウンドを読み出すことも可能です。

DV MARK ( ディーブイマーク ) / MULTIAMP MONO の詳細をサウンドハウスで見るにはこちら>>

DV MARK ( ディーブイマーク ) / MULTIAMP MONO

まとめ

ジャズ・フュージョン系のギタリストに好んで使われるDV MARKをご紹介しました。

ベースアンプメーカーのイメージが強いDV MARKですが、ギターアンプとしても秀逸な面が多いので見かけたときは試奏してみてくださいね。

甘いスムースなトーンと軽量化されたアンプが欲しい人に注目のメーカーです。

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