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曲からボーカルを抜く
ボーカルレスのカラオケがあったら歌の練習が捗るなと思いませんか?
昔のCDには大抵ボーカルレスの「カラオケトラック」がついていたんですが最近は少なくなりましたね。
アニソンにはカラオケトラックの「Instrumental」があるのをよく見かけます。他のジャンルでも増やして欲しいところです。
DTM技術の発達により音源のボーカルを消す「ボーカルキャンセラー」という技術・ソフトが存在します。
ただし、既存の音源からボーカルだけを消すのではなく、センターに配置されているボーカルを引っ込めて”聞こえにくく”したり他の位相をぶつけて消したように聞こえさせる技術です。
そのため100%ボーカルを消すのは無理なのですが、
というのは可能になりました。
この記事では「ボーカルキャンセル」についてまとめていきます。
注意ポイント
・100%ボーカルが消せるわけではありません
・ソフトややり方によって精度が違います。
・音源のセンターにボーカルがよっていない場合、ライブ版などで左右に歌が振り分けられているような音源はうまくボーカルキャンセルできません。(ディレイ音などが重なっている場合には消せない)
・1番良いのは「Instrumental」があればそれを購入すること。DTM技術を身につけるためカラオケを自作するのもありでしょう。
面倒なら
ココナラなどでカラオケを作ってもらうというのも一つの手法です。
ボーカルキャンセラーを使って簡単にカラオケを作る
PhonicMindを使う
WEBサイトPhonicMind – AI Online Vocal Remover that WORKS!を使うことで
ボーカルキャンセル音源が作れます。
ただし!無料のアカウントには作成できるのは30秒のみと制限があります。
有料にした場合の曲の最大時間は9分です。
有料アカウントは曲数によって課金が発生するので何曲も作成したい場合には
ソフトを買ったほうが安上がりになります。
精度はかなり高く、簡単なため30秒のカラオケが欲しいときなどに使いたいサイトです。
iOS,Androidアプリ「ハヤえもん 」を使う
キャンセラーアプリはいくつかありますが、その中でも操作が簡単だったのが「ハヤえもん」です。
「ハヤえもん」は無料で利用ができます。
ハヤえもん – 音楽プレーヤー
Ryota Yamauchi無料posted withアプリーチ
左上のメニューを押すと「曲を追加」のボタンがあります。
ここからボーカルキャンセルしたい曲を選ぶと「再生リスト」へ追加されます。
取り込んだ曲を再生し、下のメニューにある「エフェクト」を押します。
リストにある「ボーカルキャンセル」を選ぶだけと、とても簡単です。
・ボーカルキャンセルした音源の書き出しが出来る点
・WAVだけでなくmp3もOK!点
で評価が高いです。
DTMソフトを使う
EQ操作で特定の周波数を調整して聞こえにくくする
DTMソフトに音源をインポートしてEQでボーカルがある帯域を下げることで
若干ボーカルキャンセルが可能になります。
Logic Pro Xを使ったボーカルキャンセル
精度は低めですが、MacのDTMソフトLogic Pro Xでもボーカルキャンセルができます。
トラックへボーカルキャンセルさせたい音源を取り込みます。
画面左上にあるボタンを押してフェーダーを表示させます。
トラックの「Audio FX」を選ぶとトラックにエフェクトを設定できます。
この中の「Utillity > Gain >ステレオ」を選択します。
Phase InvertでLもしくはRのいずれかをオンにします。
右側にあるMonoを「ON」にします。
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